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2013年12月31日火曜日

大晦日の日は暮れゆく ー今年すべきことは絶対に今年中に片付けたい!ー

こんにちは,年賀状を書いて,今年の新聞を片付けていたところ
日が暮れてしまった背水です。

・大晦日の忙しさを自分のモチベーションに
昼食以外,他の作業をするヒマほとんどなしでした。
トイレにはさすがに行きますが,水を飲むのも忘れて動いておりました。

なぜかというと,今日中にいろいろ片付けておきたかったからです。

本当は,今日の1日も明日の1日も同じ1日のはずで,12月の2日と3日のように
差があるわけでもないのですが,世間的には差があると捉えられています。

世間的な捉え方は,自分のモチベーションにこそ転化したいものです。

・世間的な行事には付き合わない
世間的な行事に付き合う気は全くありません。

紅白を見る気は全くありませんし,それ以外のテレビ番組も同様です。
行く年来る年を見る時の荘厳な気分は好きなのですが,それをするくらいならば,

日の出前から起きて,初日の出を拝む方がよっぽどマシだと思っています。

初日の出を拝みたい人にとって,除夜の鐘など眠りを妨げる騒音
くらいにしか思っていません。

いろいろ小さなものを切り捨てなければ,大きなものを得ることは絶対できない。
その思いは非常に強いのです。

今日も普段通り22時には寝るつもりで活動しています。
除夜の鐘を聞くことはないでしょう。あけおめツイートもしてはいないと思います。

・今年1年,読者のみなさまに感謝

今年1年,このような拙いブログを読んでくださったみなさまに感謝致します。
合格者になるはずで始めたが,それが叶わず,また受験生のブログに逆戻りでした。
それでも続けてこられたのは,読者のみなさまのあたたかい応援あればこそでした。

来年が読者のみなさまにとって,素晴らしい年となりますように。
笑顔あふれる1年となりますように,心から願っております。

ではよいお年を!

P.S.
昨日やるといった民訴の起案は結局できませんでした。
年賀状を放置して起案をしているわけにもいかず。

ストイックに,正直にいきます!来年もよろしくお願い致します。

2013年12月30日月曜日

今年もあと2日,太陽を浴びて,希望を持った上で自分の立場を確認して

おはようございます。今年があと2日で終わるというのに,
悲壮感とかはなく,前向きになれている背水です。

去年の心境だと,もうセミファイ○ルがが終わっちゃったよー,ふえーん
という感じだったかも知れないのですが,今年はそういう気持ちはありません。
この時点で勝負がついていることは全くないのですからね。

5ヶ月,身体を壊してもいけませんし,地道に考えられる頭と手を
作って行かなければならない。

アウトプットを中心に,地道にやるべきことだけやっていきたいと思います。


これからは本日の予定を書いていこうと思います。
本日の予定ですが,年賀状がまだ終わっておりませんw

そこで本日の予定は,
午前 移動,お昼の準備

お昼,会食

午後,家の用事

合間に年賀状仕上げ,必ず起案1本書く(多分民訴)

このように行きます。


あらかじめ予定を出しておけば,それができたかできなかったかを
簡単に検証できます。

全ては合格のために邁進したいものです。

今日も頑張りましょう!

2013年12月28日土曜日

年末年始は,ゆく年の総括とくる年の準備のためにあり 一年の計は元旦にあり?ではない。元旦から計を立てているようでは遅い

今日は年賀状の印刷に忙殺されそうな背水です。

今から書くってんだからね。元旦には届かないけれど,みなさまお許しくださいませ。(事務所の年賀状は1500枚くらい作って,年賀状はうんざりの垢がこちらw)


今日から年末年始休暇なわけですが,ブログの統計を見ていて気づいたことが1つ。

ブログの記事の中で,六法分冊についてが結構読まれているらしい。
特にキンコーズへの注文の仕方あたりでしょうか。
(キンコーズさんから謝礼もらわないといけないかなw)

あれは私が4年くらいかけて編み出したノウハウでしたからね。
あれを使って合格した知り合いも多数いますから,何らかのお役に立てれば
うれしい限りです。

今後も,そういった記事の充実を目指して取り組んでいきたいと思います。
どうぞみなさまよろしくお願い致します。


今はまだ夜明け前ですが,文字通り,来年を迎えるに当たっての夜明け前
なのだと思います。

この4日間に来年の準備をして,今年の片付けをして除夜の鐘を聞くようでなければ,
来年の飛躍は望めないでしょう。

体の調子も整え,仕事のデータの整理もし,試験の準備もして来年を
迎えたいと思います。

そういうことを考えていると,寝ている場合じゃないのよね。
5時にはぱっちり起きてしまいました。また眠くなったら,勝手に昼寝をします。
そういうわけで,今年もあと少し。

来年へ少しでもつながる残り4日となりますように!

今日も1日がんばりましょう,ファイトです!(^^)/

2013年12月27日金曜日

仕事納めに当たって ー納めたならば来年へのスタートとしたいー

おはようございます。今日で仕事納めの背水です。

仕事納めと言ってもここから試験準備の年末年始が
始まるだけで、何の楽しみもあるわけではありませんが。

楽しみのないところに楽しみは見つけなければならない。

おもしろき事なき世をおもしろくいかなければと、
自分の心の有り様だけは他人に邪魔されず、
あるべき理想を保っておきたいと思います。


11月に始めた仕事の中でも、たくさんのことを学びました。

アナログ的な情報の整理、仕事のあり方は、私のレベルは
低すぎたと学びました。

まだ受験生にすぎませんが、事務所のあり方を雛形として
見せていただいていることは、今後の私の人生に最高のプラスと
できるに違いありません。

今日もお仕事がんばります。

みなさまもどうか良い仕事納めを!



2013年12月25日水曜日

規則正しいお昼を心がけましょう ー業務が立て込んでこの時間になっただけー

こんにちは、この時間にお昼をいただいていた背水です。

いつもは11時から13時の間にいただくのが通例なんですけどね。
私の仕事効率が悪いのか、この時間まで急ぎの案件が入ってしまって
いました。

しかし、普段しないことをすると、なかなか調子が悪い!
規則正しい生活の大切さを改めて感じる事態となりました。

意識はしませんが、おそらく体もリズムがあって、食事が入ってくる
ことを準備しているのでしょうね。

私は、他人の仕事に振り回されず、自分の裁量で仕事を
するために受験をしています。

お昼の時間についても、一定の枠をはずれないで、自分があるべきと
思う時間に食べられるように、勉強に熱を入れたいと思います。

ささ、仕事にもどろー。
太陽は沈みますが、後少し、がんばりましょう、ファイトです!

勉強の成果は形に残しておく ー同じ科目、同じ問題をやり続けられるわけではない。未来の自分への手引きー

おはようございます。クリスマスっておいしいの?の背水です。

友人と話をしていて、基本的な事項を忘れては論文も書けないよね。
という話になりました。

用語の問題を出し合ったりしていたのですが、私は何となくは答えられる
ものの、行政指導の定義で、特定人を名宛人としての部分が落ちていたり、
まずい部分もありました。


そこで役に立ったのが去年作成していたメモです。

以前書いたことがあるかもしれませんが、私は用語と簡単な論証の
パーツについてはまとめてあって、直前期の確認用としていました。

曖昧な部分があれば、そこに戻って確認をすればいいので、いちいち
基本書とかに戻る必要もなく、大変手間が省けます
(参考にした基本書の参照ページは書いてあります)。

情報へのアクセススピードは非常に大切だと思うのです。

この部分で私が後れをとっていたとは思えません。

もっと他の部分が、精緻な論文をアウトプットする上で欠けていたのです。

今までのよい部分は生かして磨きつつ、足りない部分の補充に努めたいと
思います。こういうのはひとそれぞれあるのでしょうね。

今日も東京はきれいに晴れました。
年末の大切な一日、読者のみなさまにもどうか良い一日となりますように!

2013年12月23日月曜日

時間の過ぎ方 ーまだ時間が進まないというのがいいのか,それともあっという間に時間が過ぎるのがいいのかー

事務所で仕事をしていて,不思議な感覚に襲われている背水です。

それは,事務所で仕事をしていると,時間が過ぎるのが遅いと感じたことが
1度もないのです。1度たりともです。これはひっきりなしに仕事が来るのと,
私が絶えず動き続けていることに依るのだと思います。

問題はこれが果たして良いことなのかどうかです。


時間が過ぎるのが早いのは,あっという間に過ぎてしまうくらい1日が充実して
いるとも言えます。しかし,別の見方をすれば,自分を振り返る暇がないくらい,
時間に追われているとも言えるのです。

思えば,○年前,大学のつまらない講義など,いつになったら終わるだろうと,
90分の間に10回以上も時計を見ていたこともありました。

それにひきかえ,今は極端に逆の状態です。
おそらくどちらも良くないのでしょうね。
普段は,自らの作業に没頭するときは没頭する。しかし,時には時間を止めて,
体を動かすように休憩をしたり,目を休めたりする時間が必要なのかなと思います。

休憩は長期的に見た場合,必ず定期的に挟んだ方がよいものです。
自分の事務所を持つことになったら,必ずラジオ体操の時間を作りたいと
思っているくらいですよ。

時報と共に,意識的に仕事を止めるくらいのアクションが必要なのかなと感じています。
これは仕事も勉強も同じかも知れませんね。

では,時間がみなさまと共に充実したものとできますように。
おやすみなさい!(^O^)

早起きから学ぶこと やはり人間は,太陽の動きと共に活動するようにできている

こんばんは,朝焼けと夕焼け,色は似ているけど全く別の印象を受けている背水です。

この11月からの2ヶ月間,私は太陽と共に動きを始めるような生活をしてきました(実際はそれより早い。4時起きだから)。

朝型生活をしていて感じたことがあるので列挙したいと思います。

当たり前のこと
・朝から仕事をすると,寝坊をしてから仕事をするよりも仕事がはかどる
 おそらく,電話がかかってきたり邪魔が入らず,集中できるからだと思います。
・↑に関連して,道路は空いているし,電車も楽々座れたりします。
 1度やってしまうと,通勤電車に揺られる生活には戻れないですね。

・逆に夜は異常に眠くなる。9時過ぎるともう眠い。10時には寝たいと思います。
 人と3時間くらいはズレた生活サイクルになります。

睡眠に関することは当たり前なので,特に問題はないのです。問題は,睡眠に付随して体のリズムが全部朝にシフトしてしまうことです。以下は今回やっと気づきました。

今回気づいたこと
・活動のピークが朝にシフトしてしまう。
 午前中に仕事のヤマを持ってこないとまず無理ですね。
 起きてから3時間くらいで頭は起きるという話がありますが,
 そこからおやつを通過してお昼ご飯までがピーク,お昼から午後4時くらいまでが
 8割程度の力といったところでしょうか。

・朝ご飯が早すぎると,昼まで持たない。10時くらいにはおやつが必要
 おやつは午前は10時,午後は3時なんて小さい頃は言われたことがあります。
 その意味がやっとわかった感じです。
 確かに,10時が朝ご飯という時期もありましたがねw
 食事を摂ってから3,4時間でおやつを,6時間したら食事を摂らないと
 活動が鈍ります。これは体を使う仕事でも,あたまを使う仕事でも役に立ちそうです。

・早く寝ることで,夜の誘惑とは無縁
 夜はネットを始め,みなさんが活動されている時間だと思います。
 また,テレビは深夜番組が面白かったりとか,夜の誘惑はいくらでもあります。
 それらは確かに楽しいのですが,一定のところで区切ってしまわないと,次の
 日の仕事に差し支えるものです。

 寝る時間を決めてしまえば,そういうものにほとんど付き合うヒマなく
 休む方が優先の生活になります。

冬は朝が遅いからこそ日の出前から起きて活動をしたいものですね。
やはり人間は,太陽の動きと共に活動するようにできていると思うのです。
受験に当たっても,早起きは有益だと思うので書かせていただきました。

では,残りの休日楽しみましょう!(^^)/

2013年12月21日土曜日

自分の事務を自分で片付ける ー使わないものは,物理的に片付けて,心の中から追い出すー

おはようございます,この3連休がどれだけ待ち遠しかったことか,天皇誕生日
バンザイ!(ここでは休日を与えてくださったという意味でw)
という気分の背水です。

私は普段,法律事務所の事務の仕事をしています。
裁判所や相手方への書類の提出から,電話取り,来客対応まで
なんでもやります(今ならうちの事務所に来るとかなりの確率で私のお茶
飲めますw)。


ひるがえって,自分の家に帰ってきてみると,私自身の事務が全然できていない
ことに気づきます。もちろん,今は試験に関係した事務しかする意味がない
のですが,およそ試験に使わなそうな,旧版の百選(民訴とか会社とか)が
大事にとってあったり,整理ができてないのは問題です。

ものを減らし,やるべきことを集中せずに,1つのことを満足のいくまで
成し遂げることはできません。試験以外のものを排除すると共に,
試験に関係する中でもより関連性が薄ものについては,物理的にも排除して,
自分の心の中から追い出すようでないといけないと思っています。

そういうわけで今日は片付けの1日です。

今日も頑張りましょう。(^^)/

2013年12月19日木曜日

ダンジさんとの再会

こんばんは、1日に、人でも食事でも、何らかの出会いがあると、
人生豊かになると感じている背水です。

今日はダンジさんに会いました。急にプレゼンwをすることになりましたが、
限られた時間の中で、名残惜しいくらいの中で別れるくらいの方が、
出会いは輝いて見えるのだと感じました。

理想の生活は、週に1度か2度、新しい世界が開け、自分の視野を広げて
くれるような、人や食事や景色などに出会うことですね。

それに出会うときに、日常を忘れて楽しめるくらいに、普段の生活では、
ときに苦労もして、自分を磨いておかなければと再確認しました。

今週もあと1日、金曜を残すのみですね。
年末も差し迫ってきました。毎日を大切に、2013年を楽しみたいものです。
では、みなさま今日もお疲れさまでした!(^-^)/

1日に3回は自己反省の機会を持ちたい

昼は生活時間だけで精一杯の背水です。

それでも朝の業務前、昼、夜と食事にあわせて自己反省をしたいなと思います。

一歩離れて自分を見つめたいものです。

それでは午後もがんばりましょう(^-^)/

2013年12月15日日曜日

年末の買い物検討(その2)カバンの中身みたいなもの, Cocoon ガジェット&デジモノアクセサリ固定ツール 「GRID-IT!」

人生で,探し物をしている時間ほど無駄な時間はないなと思っている背水です。

しかし,電子機器が多くなり,カバンが2つ使用とかになってくると,どうしてもどれを入れ忘れたとか行動に標準化が必要になってきます。

標準を決めてしまうためには,既に決まっている行動を一元化し,それ自体を持ち歩けばいいのだと思います。というわけで導入しようというのがこちら(今さらですけどねw)


Cocoon ガジェット&デジモノアクセサリ固定ツール 「GRID-IT!」(B5スリムサイズ・ブラック)


http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/CPG5BK&ND=1

これで1,300円くらいですね。

これをビジネスバッグにも,常用のリュックサックにも移し替えて使うことで,
1 移動のための荷物整理時間短縮
2 忘れ物の防止
3 行動の標準化による所持品の選別

以上をしたいと思います。

決まり切った部分をあらかじめ動かさないことで,時間に余裕が生まれ,
自分自身の行動に集中できる環境が整えられるのだと思います。

なんか試験にも通じるものがありますね。

では,今日も頑張りましょう。(^^)/

2013年12月14日土曜日

年末の買い物検討その1(モバイルバッテリー,cheero Power-Plus-mini-6000mAh)

法律のアドバイスはできないけれど,家電のアドバイスはできるんじゃないかと自負している背水です。

スマホにモバイルバッテリーという組み合わせが大嫌いな私ですが
(それはスマホのバッテリーが不足しているか消費量が多すぎるため。
 スマホ自体が製品として完成させていないという考え)

発想を転換してモバイルバッテリーを持つことにしました。

理由は,


少し前に買ったGalaxy III(超今さらw)が月1000円で運用しているのですが
大変便利(やはり情報の流れは随時見ていかないとダメなんだと思う)
なのと,スマホ以外にもiPadとか携帯とか(もう5年もの??)の電池が
やばかったりするので,それらの電源として活用できる。
(まあ,Galaxyはよくバッテリーが減るんですわw)


友人が電源に困ったりすることが多いので,そういう場合にも手助けになれるのは,
昔でいえば,たばこのライターを貸してあげるようなもので,
できるに越したことはないのではないかと思ったからです。


しかし,荷物を重くしては全く意味がない。
そこでいろいろと検討を重ねたあげく,次のメーカーに行き着きました。
(最初に書いておくけどステマじゃないからね。あくまで個人的感想)
http://www.cheero.net/product_category/battery/

そこのページに書いてあるのですが,生活を便利にする小物がバッテリーって
そういう世の中なんですね。

安全性も,容量とコスパも申し分なく,これを買いました。
http://www.amazon.co.jp/cheero-Power-Plus-mini-6000mAh-レッド/dp/B00DBLEB78/ref=pd_sxp_grid_pt_2_1
本当はレッドを買っていないのにレッドのリンクを張ってみたw

決め手は
160グラムと軽い
2,500円と高くもない。
6,000mAhとまあまあ大容量。
このあたりですかね。

どれがバランスを欠いていてもダメだと思うのです。

また使用感はレポートしようかと思います。

では,今週末wも頑張りましょう!( ^o^)ノ



2013年12月12日木曜日

自分の事務所を持ちたくなった

どんなことがあっても強く生きていこうと,最近いつも自分に奮起を促している背水です。

表題の件,非常にいろんな意味合いを含んでいます。文字通り,合格して,ひとりの弁護士として顧客と向き合えるようになりたい。それが最も大きなことです。

しかし,それだけではありません。実務に触れて思うことがたくさんあります。個人の適正や性格もそうです。適正でいえば,やはり私は定型作業には向いていません。その場の空気に合わせて動く,アドリブ人間なのですね。

それと性格としては人に使われるのは,やはり好きではないことがよくわかりました。ではなぜ働くのかといえば,大人の事情に違いないのですが,今の事務所に飛び込んだからこそ見えてきたものを本当にありがたいものだと思っています。

やはり合格するしかない。

明日も3時台起きで頑張ります。

みなさまおつかれさまです。おやすみなさい。

少額訴訟の提起をしてみて感じたこと

おはようございます。朝は4時起きが定着しつつある背水です(これより遅く起きても調子が悪いw)。

昨日は少額訴訟の提起のため,東京簡裁に行きました。

もうできあがっている書類から作成しただけですけど,証拠を作成して(甲何号証とか打って)コピーも作って(正本とか副本とか打って)印紙などの諸々の準備をして,書記官とお話をしながらかれこれ1時間半くらいやりとりをして事件番号を交付してもらえたときは,それなりに嬉しかったものです。

ここで感じたことが2つあります。

1,手続の流れを一通り経験しておくことはどこかで役に立つのではないか
2,矛盾するが,そんなものは試験の役には全く役に立たない

1,
訴訟の提起だと民事訴訟法が関係してきます。

自分が行っていたのは,訴えの提起そのものですから,民事訴訟法や規則に根拠があるものばかりです。

昨日は,訴状だけでなく,証拠説明書や証拠,証拠申出書(人証)なども持参したわけですが,ひとつひとつに意味があるのだと思えました。持参した書面やそこの記載内容が全体としてみたときに請求の趣旨に集約されているのかなと考えたら,訴えの提起は,なかなか芸術的なものに感じられました。

2,
しかしね,守るべきを守る訴状しか私は持参していないわけですよ。ちょっと補正を促されることはありましたけれど,民訴の勉強になるような,処分権主義や既判力が問題になるようなことは全くしていません。

当たり前の部分は守ったものでしか実務は通用しないものなのですね。
(後ほど少し詳しく書きたいです)

すなわち,試験はそれとは全く別次元にあるものなのだとも感じられます。
ある先生は,実務には深入りしないようにとアドバイスをくれました。
おっしゃるとおりなのだと思います。


実務は実務で粛々とこなしながら,頭は試験を見失わないでいる,そういう自分でありたいと改めて感じました。

今日も頑張りましょう!(^^)/

2013年12月10日火曜日

勉強ができないときは堪え忍ぶしかない

おはようございます。月曜日は週明けの業務が立て込んでしまっていた背水です。

勉強をやりたくてもやれない状況がある。そういう時があるのも
仕方ないかなと思います。
ひとつひとつできない状況を思い悩んでしまっていては,次に進めなくなってしまう。
やれる状況の時に動けなくなってしまうようでは本末転倒だと思うのです。

やれないことを認識したら,やれる状況の時に素早く動けるようにだけ準備しておく。
それで十分なのでしょうね。

精神を病んでしまえば体にも悪影響がきます。それではいけませんよね。

少しでもやれる時間を見つけ,やれる限りやり続ける。やれないときは,
何をどれくらいやるか,どうやるか,考え続ける。そうして試験を迎えたいと思います。

今日も頑張りましょう!(^^)/

2013年12月5日木曜日

体を動かして,頭はもっと動かして 肉体労働と知的労働のバランス

事務所でいただけるジュースが大変気に入っている背水です。
あれのおかげで毎日頑張れる気がします。


肉体労働と知的活動のバランス
さて,今日書きたいのは,肉体労働者においても知的作業を怠らず,
知的労働者においても体を動かすことを怠ってはいけないということです。

事務の仕事をしていると,思うことがたくさんあります。
これはもっと効率的にできるのではないか,とか
あのツールを使ったら,いくつかの工程が省けるのではないかなどです。
その考えを流してはいけない。また,考えを思いつくのは体がしっかり
していることが前提です。


肉体労働者の知的活動
即座にできている場合とできていない場合がありますが,思いついたことは
すぐにメモするようにしています。

Evernoteに書くのが一番いいのですが,その暇がない,歩きながらの場合は
ポストイットにメモしたりします。
なぜノートにしないのかというと,メモが散逸してしまうこと,
あとからの検索が困難だからです。

ポストイットは時間を見つけてメモに残します。

そのメモをあとから読み返すと,書いたときとはまた異なった考えが
思い浮かんだりするから不思議なものです。
その日の自分の考えの移り変わりが,たどれるようなノートが
あったら最高なのでしょうね。それをまとめるだけで本になりそうです。


知的労働者の肉体活動
より疎かにしがちなのがこちらです。
知的労働者は知的労働だけやっていればいいなんて思っている方いませんか?
それは大きな過ちだと私は思っています。

考えだって脳の回路が働かないことには何も生まれないのですから,
血行をよくしたりとか,体を作っておくことが必要であるのは明白だと思います。

本格的に何かやることはできないとしたら,ラジオ体操だけでいいのだと思います。
それならば5分もあれば十分です。それだけでどれだけ1日の動きが
スムーズに行くでしょう。

どうぞおためしあれ。

2013年12月3日火曜日

最近のタイムテーブルご紹介します

私の何が背水って,時間のやりくりだなと感じる背水です。

私は勤めをしている分,専業受験生のみなさまと去年の自分と比較して時間がありません。

ぐーたら過ごしていたら,1日どころか1月も簡単に過ぎてしまいます。
もうこうなったら,局限まで時間を最大限に生かすしか方法はないのだと思います。
試験に向けて,他の前提をすべて取り払って,理想の生活パターンを組み上げるしか方法はない。

そこでたどり着いたのは,次のようなタイムテーブルです。

今のところ,どうしても体力的にきつくなってくる木曜日以外は何とかこれでやっています。
あえて,寝るところの時間からこの予定はスタートします。

前日
22:00 就寝
 6時間は睡眠を確保
4:00  起床
 身支度,朝食,駅まで移動など(食事と広義の移動時間)
5:00  地元の電車に乗る(始発w 待たないで乗れ,座れるのが最高。
 これ以外は座れる電車がないw)
 通勤時間は自由時間=勉強時間
5:50  職場の最寄り駅に着く(職場まで移動10分)
 自由時間(同上)
8:30まで 職場の近くで勉強

×日によるが,8:30には職場入り,業務開始
× 業務時間
×12:00ー13:00 お昼休憩 正直,勉強をするのは困難
× 業務時間
×18:00 業務終了(なかなかまだ守れない)
×18:30 期待実際w業務終了時間
 通勤時間は自由時間
19:30 地元の駅着
 食事,入浴,明日の準備を含めて1時間
 合間にプライベートのメールや運動含めて30分
21:00 ここから寝る準備
 自由時間 その日にやったことの整理
22:00 就寝 

自由にならない時間には×をつけてみました。
こうしてみると
業務時間  10時間(8:30−18:30)
睡眠     6時間(22:00−4:00)
となっています。これ以外の8時間から勉強時間を捻出するしか手はないのです。
これがスタートです。

でもこれは生活時間も含んでいます。
朝の1時間と,夜の1時間半は削れなさそう。
そうしたら残るのは,通勤時間を含めての5.5時間。
これを少ないと見るか,まだ5.5時間もあると見るか・・。

この話は続きます・・。
(というか,勉強時間を侵食してはいけないので,また日を改めて書きます)

2013年12月2日月曜日

願書はどうやって書けばいいか,去年自分が受理されたのと同じように書けばいいという悲哀

ご無沙汰しています,背水です。

・ひと月の変化
事務所に入ってからひと月が経ちました。この間,いろいろと業務も覚えましたし,かなり心境も変化もありました。

結論から申し上げると,私に残されている道は,万難を排して,来年受験をすることであります。正直,それ以外はどうでもいいですね。試験と関係のない雑音に付き合っている余裕は正直ないのです。


・恩師の言葉
先週の水曜日,恩師に会うことができました。ランチなのに3500円のご飯を食べさせてくれました。「ボクには君をお腹いっぱいにさせることしかできないけど・・」とアンパンマンかよっ,というコメントをくださいましたが,後押しをしてくださる方々がたくさんいらっしゃるのはありがたいことです。

恩師はいろいろとアドバイスをくれましたが,まとめると,事例,反射神経,体系,訓練,これらを導くことのできる手控えとなりましょうか。

1 事例により沿うこと
2 事例を見たら反射的に何の問題か思いつくように
3 知識はバラバラに存在していても意味がない。
  逆にインデックスさえつけておけば何とかなる。
4 知っていても答案に表現できなければ意味がない。
  ペンを動かせ。時間感覚を身にしみつけろ

5 いつでも最高の状態を取り戻して論文に向かえる手控えをもて。なければ作れ。

正直,私はどれも足りていなかったと感じます。

ここから毎日,その日にやったことを報告しつつ,自分の計画を立て,それを遂行するための手段として利用していこうと思いますので,みなさまお付き合いいただければ幸いです。

2013年11月9日土曜日

使うところを意識する。筋肉も,新聞も,○○も同じこと

おはようございます。最近,筋トレに,新聞の記事をまとめることにも余念がない背水です。

・瞬間,意識を集中させて
筋トレをする際は,どこの筋肉を使っているか意識して,そこが伸ばせているか,収縮させているか意識を持ってトレーニングをすると,効果的なトレーニングができるということはよく言われます。

また,新聞のスキャンはJotNotを使って行っているのですが,iPod touchのオートフォーカスがついているカメラだとはいえ,構図を決めたら,再度手動で焦点を合わせて撮影面に意識を集中させてから撮影をすると,きれいな画像が撮れます。


・筋肉と新聞だけか
どちらもやることを決めたら,その部分に意識を集中させる点で,似た話なのかも知れません。

学習においても同じことが言えるのではないでしょうか。
全体の分野を目次などで確認した上で,今何をやっているのか意識する。それをすることによって,どこが鍛えられるのか,どの分野をあやふやな知識からはっきりと論文や短答に使える知恵にしたいのかを思い浮かべる。

その科目の全体を見渡せる目次などで,これを30秒ほど確認した後に,1時間なり1時間半を集中するだけでも,時間投入の効果は大きく変わってくることと思います。


・頭だって同じこと
鍛えるのは頭ですが,筋肉とも,カメラの構造とも総大きく変わるものではないのではないでしょうか。

では,みなさま良い週末を!

2013年11月7日木曜日

定型業務→パソコン 突発業務→人が対応か

木曜なのに,金曜が終わったくらい疲労している背水です。何に支えられて
いるって,お昼の食事ですよね。これから適当にツイートしちゃいますよw


今日は仕事をしながら,業務の自動化について考えていました。

・自動化できない作業もたくさんある
パソコンにできる作業を手で入力しているとするならば,自動化できる方策を
考えるべきですね。

私は業務として来客対応も清掃作業もしますが,確かにこれらはパソコンには
やらせられない作業です。ルンバでも限界がありますから,どうしても
人の手が介在する必要があります。

事務所で最も時間コストが安い私がこれらを行うのは,至極当然のことです。


・その作業は自動化できないか?
しかし,次の作業はどうでしょうか。
決まった時間に,決まったエクセルのシートから,ある書式でメールに貼り付けて
先生に送信する作業がある。これを現状では手で入力しています。

定型処理ならば,メールの送信までと言わなくても,可能な部分までは
自動化しておくべきなのに,まだこれがなされていません。

人を介在させるのは,コストの面からも,定型文の転記を間違えないためにも,
最小限にすべきです。時間があるときに自動化に取り組みたいと思っています。

・定型→パソコン 突発→人か
突発対応は人が活躍しなければならない気がします。
電話対応もそうですし。

もっと考えを整理してみたいものです。

では夜も頑張りましょう。おつかれさまでした(^^)/

2013年11月6日水曜日

同じ時間を使い,どうせ食事を摂るならば,話のネタになり,見聞を広められる食事を

コレド日本橋とコレド室町の区別が今日までつかなかった背水です。

・休憩時間も有益な時間に
働くようになって,お昼休みに勉強するのは,かなり無理があることを実感しています。
実際のところ,定時前と定時後しか無理でしょう(定時後なのに勉強せずに
ブログを書いているのはご愛敬)。

昨日も似たよう話を書きましたが,どうせ時間を過ごすのならば,有益な時間を
過ごしたい。それは休憩時間でも同様ではないかと感じるのです。

・有益な休憩時間とは
お昼は食事をする時間です。
午後に向けての英気を養う時間です。では安ければどんな食事をしていても
腹が膨らめばそれでいいのか。そうではないと思います。
これは今,私のいる日本橋という土地柄から来るものでもあるのですが。

どうせ食べるのならば,他人に紹介できる店で食事をすべきです。
他人に紹介できる店は,英気を養うにも十分のはずです。

順番をつけるならば以下のようになるでしょうか。

1 他人に紹介できる安い
2 他人に紹介できる高い店
3 自分の料理スキルが上げられる自作弁当(いきなり番外編w)
4 ただ,腹を膨らませられるチェーン店(高いのは論外)

関東に住んでいながら日本橋よりもなんばに近い方の日本橋の方が詳しかったとか
冗談じゃないですよねw


・その街にいる時間は短い。街を毎日楽しんでいたい。
チカラめしとか吉野家ばかり詳しかった私が言うのもなんですが,
今いるのはそれほど魅力的な街です。

銀座もアキバもその気になれば歩いて行けますし。

いろんな人を敵に回すかも知れませんが,一気に丸の内よりも八重洲口の方が
愛着が湧きましたw

ふとしたきっかけで過ごすことになった街を楽しみたいですね。
以前いた,大阪の十三なんかとは,非常に対極にある街ですが,どちらも好きですね。

残念なのは,十三で売っているものは買えたけど,日本橋で売っているものは
ほとんど見ているだけってことくらいですかねw

自分の力で,あんな街で過ごせるようになりたい。
そのために,定時後の時間を有効に生かして,起案に励みたいと思います!

今日もみなさまおつかれさまでした(^^)/

2013年11月5日火曜日

ローテクを学ぶ。ローテクを見て,どう改善できるか,自分なりの提案を考える。

事務所勤務2日目の背水です。今日は思いの外残業になってしまい,この時間なのに帰り道です(定時は18時)。

私のやっていく事務は,何があるでしょうか。整理してみることにします。

掃除
電話応対
来客応対
郵便物の処理
FAXの処理
物品購入
などなどです。

どれもごちゃごちゃした作業という意味合いが大きいのですが,
それらを仕分けしてみようと思います。

これらは,定型処理と臨機応変の処理の連続だと思います。


・掃除 定型に見せかけた臨機応変
掃除は,毎度汚れている部分については定型のようなものです。
電話の受話器,机の上などは何がなくとも拭き掃除などをする必要があります。
しかし,その他の使用頻度の低い部分について毎回やっていては,掃除時間が
いくらあっても足りません。

汚れの具合に合わせて掃除をすると共に,掃除の頻度を組んでおく
必要があるのだと思います。


・電話応対 出だしだけ定型
電話応対は少し慣れました。しかしまだまだです。
なにしろ,まだ相手先のお名前を全然覚えられていないのです。
相手がわかっていれば,どのようなお話をしてくるか事前に予測ができます。
これをこなせないことには臨機応変など言っていられません。

要点をつかんで,先生方にお伝えすることを簡潔に残せるようにしたいものです。


・来客応対
お茶の入れ方は定型です。
しかし,お客様によっては,相手を見ながらの対応が求められるのでしょう。
まだそのレベルではありません。


・郵便物の処理
電動のレターカッターをこの歳で初めて見ましたw
今日は20通くらいありましたが,これらをサクサクと処理できたら自分の
事務処理スキルも上がるのでしょうね。

来る相手方によっては,帳簿に記録したりしなかったり。
ある意味ローテクではあるのですが,学ぶ点が多いです。


・FAXの処理
郵便物と同様ですが,電子メールが発達した今,わざわざFAXを使う意味
どこにあるのでしょうね。

添付書類として送ってしまえば,受領証とかを返送する必要もなくて
手間も省ける気がしてしまうのですが。これから要調査だなと思っています。


・物品購入
何をどのように使うか,どれくらいストックしておくか,
私は個人で仕事をしている分には,この辺りの意識は非常に低かったといえます。

倉庫からあふれない程度の物の管理というのは,
自分が集中すべき作業に時間を集中投下する上でも参考になりますね。

これからも学んでは,自分にフィードバックして覚えていきたいと思います。

今日もみなさまおつかれさまです(^^)/

2013年11月1日金曜日

事務所の事務をやりながら,業務の習得を利用して,日頃の学習効率向上,改善に努める

今日は社畜に戻って初日でした。背水です。

・今の時間から,日頃の自分への還元
今回勤めることになった事務所は,いろいろと細やかな事務が
行き届いている感じのする事務所です。

私は雑用をしているのですが,業務のマニュアルの細やかさに非常に驚かされました。

人生,何をしていても時間は過ぎるわけですから,どの時間からも何かを得て,
日頃の自分の生活にフィードバックしていきたいものです。


・型を学んで自分でアレンジする
私が自分だけで積み重ねることが出来るのはごく限られています。

事務についてしっかりと勉強をしたことはなかったですけど,(前職はかなり
ローテク)書類の管理,備品の管理など含めて,ここでは
学ぶことがたくさんあります。

私は事務方の事務の型を学んで身につけたい。
そして,その型でいいのだろうかと思い至ったならば,
それを自分なりにアレンジすると共に,
事務所に対しても積極的に提案をして行きたいと思います。

なぜならば,それが事務所のためになると共に,自分の事務所での
業務改善にもつながるからです。


・最初が肝心
私が働き出すに至って,意識していることがあります。
それは,最初の2週間が非常に肝心だということです。

それは,人間関係の形成についてもそうです。
それだけでなく,仕事をひとつひとつ強い印象をもって自分の身体に
刻みつけるには,最初に抱いた感情が重要だからです。

この感情をブログに書けないのは非常に残念ですがw
ひとつひとつ反省をして,次はもっと効率的にやる方法はないか,
探求していきたいと思います。

・残された時間はある
仕事をしているとはいえ,その時間は一日に8時間に過ぎません。
あとの16時間は時間拘束もなく自由のはずです。

当然,休息の時間はありますが,電車の中でこうしてブログを書くことさえ出来ます。
自由な時間を大切に,自分が人生をデザインしているのだという意識を忘れずに
残された時間を過ごしていきたいと思います。

社畜の背水となりましたが,みなさまどうぞよろしくお願い致します。(^^)/

2013年10月29日火曜日

仕事におけるトラブルは,自分を成長させてくれる糧

微熱でしたが,インフルエンザの予防注射は打ってきた背水です。
大丈夫,微熱程度は。

・今のうちに苦労はしておけ
若いうちの苦労は買ってでもしろという。一方,人生で一番若い瞬間は今である。
これらを掛け合わせたら,今のうちに苦労は買ってでもしておけってことですね。


・自分の失敗が宝物
私は最近も履歴書やエントリーシートの指導を頼まれることが多いですが,
そこで最も役に立つのは自分の話です。

自分がいろいろ試してみて,世間からどのような評価を得てきたか,
成功例も失敗例も,たくさん体験しておくことは大切なんですね。

これから失敗しているヒマはもうないので,成功例ばかり積み重ねたいからこその
背水なわけですがw

・クオリティと予算と納期の兼ね合い
仕事のように,プロとして動いたときにどう判定されたかは特に重要かと思います。
仕事は趣味の世界と違って,自分が好きでやっているわけではないことも多いです。
そうすると,どこまでもクオリティを高めていこうという意識はそれほど働かない
部分だからかなと,個人的には思っています。

クオリティだけではなくて,予算や納期が厳しいのも仕事であればこそですよね。

そこそこ限られた時間と予算で,そこそこ結果を出せないと仕事にはできませんから。
トラブルを起こすなら,最初のうちに経験して,早く仕事を身につけてしまいたい
ものです。

今日もおつかれさまでした。10月もあと少し,よいものになりますように!

2013年10月28日月曜日

東海道・横須賀線の好きなところ 鉄道利用者の満足度向上について

通勤1時間と聞くと短いね〜と答えてしまう,関東の田舎暮らしの背水です。

・トイレのついた車両が好き
私は東海道線や横須賀線・総武快速線が好きなのですが,それは車両に
トイレが付属しているからです(他にもあるかも知れませんが,)。

長い距離を移動していると,不測の自体はどうしても起こるもの。
都合のいいときに駅には着いてくれませんし,
その駅のトイレの場所を知っているとは限りませんし,
トイレが一杯かも知れませんし。

電車の中にあれば,トイレのある車両にさえ乗っておくだけで
ほとんどのトラブルは回避できるのでお手軽なものです。


・全部つなげて走らせる必要あるんですか?
最近,湘南新宿ラインに代表されるように,宇都宮から逗子,高崎から国府津と
路線の長さが実質的に長くなるにつれて,電車が止まる頻度が増えている気がします。

しかし,小山で事故があっても新宿より南で電車が止まってしまうのは
理不尽なものです。その原因は,自己でいったん北に向かった車両が戻って
こないため,運転しようにも車両がない点が問題なのだと思います。

しかも,全体をつなげての利便性向上とは言っているものの,
新宿では乗客が総替えするところを見ると,全路線を続けて乗っている人は
少ないのではないかと思います。

それならば,路線は一つにしたとしても,新宿で南行きと北行きを折り返す
位のことをしても良いのではないでしょうか。ホームが向かいだったりすれば
問題はないのではないでしょうか。


・鉄道利用者の満足度はどこに 安心して乗れることではないか
トイレの話も,ダイヤの話も,鉄道が安心して乗れる乗り物であって欲しい
という意味合いで書いています。

私は飛行機でもバスでもなく,鉄道に乗りながら人生を過ごしてきました。
これからも良い乗り物であることを願っています。

午後も頑張りましょう!

2013年10月27日日曜日

季節はカレンダーで動かず,衣替えは今の気候に合わせて。インフルエンザの予防接種も忘れずに

・もう冬ですか?
台風がそれて秋になるのかなあと思ったら,急に冬が来そうで,
残念な感じがしている背水です。
春の次は秋が好きなのに・・・。

・衣替えのタイミング
季節の変化に合わせて,身の回りに置いているものも
徐々に切り替えていきたいものですね。

私は5月とか10月に合わせて衣替えをしなければならないような
風習は好きではありません。気候変動があるのだったら,
暑ければ薄く,寒ければ厚くして,その時の季節の変化に合わせた
対応をしたいものですね。

・冬といえばインフルエンザw
今日は布団を取り替え,インフルエンザの予防接種の予定を確保し,
その他冬支度を朝のうちにしてしまいました。

インフルエンザといえば,加入している健康保険大学の健保も含め)
などで補助が出る場合があるので,忘れずにチェックしたいところです。
実質ただできる場合もありますし。

・月の最後の週末は月末締めの準備に
月例に何をするということを決めておけば,日頃のワークフローも
簡略化できるはずです。

今年は,定例にしてしまう業務をタスクリストに入れてしまって管理し,
考える時間をより長く作りたいと思っています。


晴れた行楽日和の日を大切に過ごしたいですね。
今日も1日よい1日となりますように☆

2013年10月26日土曜日

今年も新刊の平成26年度判例六法が出て,製本する時期がやってきた。が。

時事的な記事と,ストック的な記事と,両方書ければと思っている背水です。

・燃えるような赤(燃えよ六法)
今年の判例六法の表紙を見ましたが,燃えるような赤。赤もいい色ですねw

・今年は新しいのを買って,分冊六法の更新はするのですか?
私の分冊判例六法はもう2年前の平成24年度版判例六法を用いて作っています。
そうすると,そろそろ古くなってきたのも事実,最近の新しい判例は載って
いなかったりします。

2年も経ったのならば,買い換えて,製本し直して,塗り直そうかなー
とも思ったわけですが,結局躊躇して,やめる方向になる公算が高いです。


・2年経っても六法を更新しない理由
なぜならば,前のを作るのにそれなりに手間がかかりました。そして,
2度それをやったところで,出題範囲の外延をつかむことはもう終わっています。
それ以上に,学習効果が望めるかといえば,大したことがないわけです。
考えることよりも,作業のみになってしまうため,効果には疑問符がつきます。


・それでも更新すべき場合はありそう
最終的に更新をする必要があるタイミングは,2つくらいパターンがあるかな
と思っています。

1 本が経年変化により,劣化して使い物にならなくなった。
  もしくは,物理的に耐久度を超え,空中分解してしまった。
  
2 条文や判例の改正・追加
 条文の大改正
  商法→会社法とか,もはや別の法律ですよね。

 メジャーな科目(基本は7法ですかね)の百選が複数改訂があった場合
  まだ,平成24年からであれば,改訂は行政法のみ
  憲法は間に合わず

正直なところ,条文に変更がないのであれば,新着の判例をコピーして,
旧版に付箋で貼り付けるくらいでいいのかも知れません。

本を作る作業もたまには必要だと思いますが,それよりも考えること,
論文を書くことなど,試験での思考過程に直結する作業に時間を使いたいものですね。

六法を作ってたのは,あくまでも勉強をするための下ごしらえに過ぎません。
作った教材なんて,それをどう使うか,どう点数に結びつけるか,
そこに考えを深めることができなければ,教材を作るだけの
自己満足に終わってしまいます。

それではいけないのですよね。
気をつけていきたいものです。


台風も無事に通り過ぎてくれてよかったものです。
また地震とか起こらないで過ぎてくれることを願っていたいものです。

今日もおつかれさまでした(^^)/

新聞のスキャンのためには,新聞を全面広げられる平坦な場所と,太陽光の間接照明が適している

最近,これからのことについて,いろいろ考えることの多い背水です。
月末において岐路というか。それはおいおい書くことでしょう。

今日は新聞のスキャンについてです。
部屋の片付けを兼ねて,今まで部屋に保存してあった新聞を整理することにしました。
それも大きな記事ばかりです。なぜ保存してあったかというと,スキャンとか,スクラップができなかったからなんですね。

去年は,司法試験の論文試験に向けても,憲法ではそういった時事問題を鍛えておけば強いことはわかっていたにもかかわらず,取り組んでいませんでした。

しかし,先生に教えていただく中で,日頃の生活を送るにしても,実務を意識するためにも,日頃から社会的なテーマについては触れておくに越したことはないと気づきました。


以下が,現在のスキャンのワークフローです。ざっとご紹介します。

1 新聞をできるだけ平坦な広い場所を取って,広げて見る
  (太陽光で,間接照明おすすめ)。
2 1面から最初に見ていく,目に留まった時点でざっと目を通し,
  JotNot Scannerでスキャンしてしまう。
  このとき,関連記事があったら最初にそっちに飛び,それから戻ってくる。
3 スキャンの手順(JotNotの使い方みたいなもの)
  記事によって向きを選択
  記事全体が入るようにして,少し余裕がある状態で撮影
  端をトリミング
  Documentか,Photoかを選択
  Documentならば,濃さを選択(2番目に濃いのが良いことが多い),保存
  記事の向きを正対になるように回転
  Dropboxに保存
  朝刊や夕刊単位で1冊終わったら,日付がわかるようにフォルダを作り,保存
4 Adobe Acrobatで開いてOCRをかける。容量を減らして保存
  その記事で特に重要な部分をマーカーづけ
  自分のコメントを残す
5 Evernoteに取り込み(その前にOCRをかけて容量を減らしている)
  記事の作成日を,記事の日付に統一
  タグをつける

 ↑何のことやらという説明も多いかも知れませんが,必要ならばあとから説明します。  
新聞が見つからないリスクを防ぐため
 →その日のうちに処理してしまう。

新聞の日付がわからなくなるリスクを防ぐため
 →一度に処理した新聞は,日付のフォルダを作って放り込んでしまう

新聞を破く手間を減らすため
 →非破壊スキャンを推奨

日光以外の照明はダメなのか
 →全くダメではない。だが,蛍光灯だと,同じ面を均一に明るくできなかったり,
  カメラの影が映り込んでしまうことがあったりして不都合。

情報のフローとストックについて,日々こなしていきたいと思います。
しかし,部屋の中に新聞を全面広げられる窓際のスペースってなかなかないものですね〜。

関東は台風が近づいていますが,みなさまお元気で(^^)/

2013年10月23日水曜日

早起きは三文の得であり,情けは人のためではない

おはようございます。Appleの発表で寝付けず,早起きした背水ですw

・早起きは三文の得(人に会える,←出会い厨w)
起きてみたら,iPad mini Retinaの注文受付が始まっていませんでした。
残念!注文開始されたら,早々に申し込んでやるんだからっ!

しかし,情報を人より早く仕入れたことは,大きかったと感じます。

momo先生にも久しぶりにご挨拶できたし,乾坤さんとも話ができて,
素晴らしい朝になりました。


・情けは人のためならず
人に見せることを考えて,自分がやっていることをまとめておくのは
非常にためになります。

自分用だと,後でわかるだろう,というくらいにしかしないので,
どうしても適当になってしまうのですよね(ここは性格的な問題あり)

動機は何でもいいのです,自分の中にある何かを他人に提供できればいい,
私はそのために生きているのですから。

資料は陳腐化してしまう。自分の中に残すのは能力と経験だけで十分です。

今日,私は誰に何を提供できるのだろうか,それに集中して
1日を過ごしていきたいと思います。

台風が気になりますが,今日も素晴らしい一日になりますように!

2013年10月22日火曜日

その日の情報を,その日に処理する

おはようございます。非常に更新が滞っておりました,背水です。

今日は,日々の情報(ここでは新聞)の処理について。

新聞を私は読む癖がありませんでした。
しかし,ゼミの先生に諭されて,改善したという経緯があります。
判決,社会問題,いろいろな試験のネタが隠されているものですよね。)

そして,読むようにはしたけれど,後からどうにも見返したいという事態が出てくる。
そこで考えてみたのが,

1 スキャンして保存
2 マーカーをつけて自分がどこが重要だと思ったか,マーカーを塗ることで
  アウトプットをする
3 できればコメントもつける

というものです。

もちろん,記事は後から検索もできるようにするため,タグをつけ,
整理することを考えています。


1について詳しく

私が最も考えているのは,その日のうちにその日の情報を(原則)処理することです。
新聞を切り抜いて保存するとかやると,たまった場合にやる気が失せてしまいます。

ならば,切り抜くなどということはごく例外,その場でスマホのカメラなどで
非破壊スキャンをしてしまい,新聞自体は残さない方法がいいのではないかと
考えつきました。

試行実験していますが,なかなか良さそうです。

ひと月分ほどためられたら,またご報告できたらと思います。

台風前の貴重な1日ですね!今日も頑張りましょう!

2013年10月11日金曜日

自己PRの作り方(その3) 危機的状況を設定せよ!

続きを夜にと言ったのに,書けませんで失礼致しました。

前回の続きからです。


>本論は,最終的にまとめ上げるための1.5倍の分量を使っていいから具体的に書く。
本論は,序論で掲げた概念を実際に表すエピソードを出す部分です。

法クラの皆様にとっては,序論が主張で,本論が立証のようなものだと言えば,
近いかも知れません。


・エピソード選定の基準
エピソードの選定は非常に重要です。
どんなものが向いているか,ひと言で話すのは非常に困難です。
しかし,イメージすればいい格好の材料はあります。

それは,ストーリー展開がおもしろい(というよりわかりやすい),
いわば,一昔前にNHKで放映されていた,プロジェクトXのようなものを
思い浮かべれば良いと思います。(最近だと半沢直樹でもいい気もしますがw)


・プロジェクトXの特徴だったもの
あの番組は,大体が危機を乗り越えるために,主人公が普通の人は考えつかないような
工夫を施すことでなんとか危機を乗り越え,プロジェクトを完遂したという話です。

具体例としては,
伊勢湾台風が来て,死者行方不明者5000人,人命を救うために遥か太平洋を見渡す
ことができる,富士山レーダーを作ろうとか,

戦後,簡裁の電力事情がひどくて,毎日停電に悩まされていたから,黒部川の上流の
山奥に黒四ダムを作ろうとか,そういう話が並びます。


・これらをストーリー的に抽象化すると
多数の人命や国全体の産業の停止のような,放置が許されない危機的な事態の存在

危機的な事態を乗り越えるために,一応は効果的なプロジェクトが立案される。

しかし,そのプロジェクトの実現は現実離れしていて,その実行には多くの困難が伴う。
 (時間的,予算的,労力的なリソースの不足,周囲の反対など

主人公は,独自の工夫を持って,プロジェクトのネックとされていた部分を乗り越え,
プロジェクトを成功に導く。

(実は主人公は人一倍そのプロジェクトにかける思いがあって,それを最後に語る)

このような形になります。


・プロジェクトXから,就活のエピソードに転用できるもの

プロジェクトXは非常に大きな事業について語られていました。
そんな事業を学生が抱えていないのは当たり前です。求められるのは事業の大きさ
ではありません。例は身近なもので構わないのです。

たとえば,文化祭の運営で困っていた,サークルの運営で困っていたなどでも十分です。
できるだけ社会的な話が絡む方が好ましいとは思いますが(なかなか痩せられなくて
困っていたとかは,自分自身の問題に終始してしまうため),何もない場合は
それでも構わないでしょう。

危機的な状況が強ければ強いほど,後からの困難を乗り越えた度合いは強くなります。
逆に言えば,この危機の設定を怠らないようにしてください。そうしないと
その後のPRは効果が半減します。

先ほどの例で,もし,日本に台風が来ない海洋国家でなかったならば,遥か沖合
800キロを見渡すことができるレーダーなど必要なかったのでしょう。

もしそうであれば,「何,不必要なものを作っているの?」と言われかねません。
PR以前に,PRしなければならないことをする動機,背景が重要だと思います。



また時間切れになってしまいました。
すみません,またこの続きは後ほど・・。

2013年10月9日水曜日

自己PRの作り方(その2)


不定期更新でスミマセン,背水です。
今日は,下記の部分について詳しく書きます。
(以下,文章全体の長さは,通常の400文字を想定して書きます)

>序論は,仮に設定する。
>本論は,最終的にまとめ上げるための1.5倍の分量を使っていいから具体的に書く。
>結論は,テンプレでも構わない。



>序論は,仮に設定する。

・序論
序論は以前にも書きましたが,自分自身を抽象的な概念などで短くいいきる部分です。
この部分の役割は,その後に続く文章の全体的な流れを明らかにすると共に,
どんな展開になるんだろう,と読み手をわくわくさせ,先に進んでもらう役割を
持っています。

そこで,やってはいけない例をいくつか並べてみることにします。
(以前に挙げた,「倍返し」とか「じぇじぇじぇ」以外で)

・やってはいけない例1 長文
まずいけないのは,本論がいらないだろうと思わせるくらい,長い説明です。

 「私は中高と陸上部に所属し,大学時代も体育会で自らを磨いてきました。
  体力には自信がありますし,上下関係も厳しいところで鍛えられてきましたので
  精神的にも周囲に引けを取ることはありません。困難な課題にも打ち勝ち,
  自ら道を切り開くことができる人間です」

文章の内容はともかく,これでは長すぎですよね。
経緯が多すぎるのです。単に
「私は,困難な課題にも打ち勝ち,自ら道を切り開くことができる人間です」
くらいならば問題ないでしょう。

・やってはいけない例2 アピール要素が多すぎる
次にいけないのは,本論で回収できないくらいの概念をちりばめてしまうことです。

 「私は統率力があります。明るく朗らかで,周囲の人を明るくします。しかも
  気配りのできる人間です。仲間を気遣いながら,臨機応変に予期せぬ事態
  にも柔軟に対応する力を備えています」

この文章で,PRポイントとしてあげている概念は,統率力,明るい(朗らか),
気配りができる,柔軟な対応力あたりです。

こんなにたくさん書かれてしまうと,本論で事実を挙げることはできなくなって
伏線を回収することが不可能になってしまいます。しかも,たくさんの概念が
あるため,本当に言いたいのはどれなのか相手に伝わりにくくなってしまいます。
せめて,最も言いたいのがどれなのか,わかるように伝えることが必要では
ないかと思います。

序論は,可能ならば1行ですませるくらいのつもりで。無理でも2行くらいに
まとめられるように工夫するといいと思います。


>本論は,最終的にまとめ上げるための1.5倍の分量を使っていいから具体的に書く。
本論は,序論で掲げた概念を実際に表すエピソードを出す部分です。

法クラの皆様にとっては,序論が主張で,本論が立証のようなものだと言えば,
近いかも知れません。

2013年10月6日日曜日

自己PRの作り方(その1)

こんにちは,自己PRの書き方を連続記事で書いてみます,背水です。
なお,この記事は,法クラの皆様だけでなく,普通に学部生の就活にも使える物になっていますから,どうぞご活用ください。

以前の記事からの詳細版です。

今回は以下のテーマを扱います。
テーマの設定(以下,序論)・エピソード(以下,本論)の想起

字数の確認,序論,本論,結論の字数割り振り



1 テーマの設定(以下,序論)・エピソード(以下,本論)の想起

・テーマの設定(以下,序論)
 人に自分をアピールするとき,私はこういうことができる人間です,こういうことが好きな人間ですと,能力や性格をアピールするものだと思います。

 その際は,抽象的な言い方(例えば,統率力があるとか,細かな作業が得意など)でも構いませんし,キャッチフレーズをつけたり,何か物にたとえてみる(最近の例でいえば,携帯の予備バッテリー,ノイズキャンセリングイヤホンとか。以前聞いたことがある例では,圧力釜とか)のでも構いません。

(あまりにはやっている言葉は,やめておいた方が無難です。今だったら「倍返し」とか「じぇじぇじぇ」とか。周囲と同じことをやってしまっては自分だけ抜きん出ることはできませんから。)


・エピソード(以下,本論)の想起
 次に,その概念やたとえを表すことのできるエピソードを考えます。ここを具体的に挙げられるかどうかは,自己PRにおいて最も重要な部分です。この場面は自己PRを読んでいる採点官や,面接官にその情景が思い浮かぶようにリアルに描く必要があります。
 そこで,このエピソードは,自分の印象に強烈に残っていて,忘れようとも忘れられない出来事を挙げるのが望ましいといえます。

 後述しますが,人によって印象に残っている出来事は大きく異なっているものです。同じ事実であっても,角度は違って捉えられるものです。
 事実だけではなく,どんな点が苦労したと感じたのか,自分がどんな行動をしてそれを解決したのか,最終的にどんな点から達成感を得たのかを考えてみると良いと思います。


2 字数の確認,序論,本論,結論の字数割り振り

字数の確認
 次は字数の確認です。全体にどれくらいの字数を割り振れるかを念頭に置いた上で,各パーツを仕上げていくイメージです。自己PRで最も多いのは400字程度だと思います。
40字で10行,35字で12行程度でしょうか。

・序論,本論,結論の字数割り振り
これがわかったら,序論,本論,結論の各部分の字数を割り振ります。

ここで説明をします。序論,本論,結論とは以下のような内容になります。
序論:自己について抽象的にPRポイントを結論出しする部分
本論:序論で出したポイントに関連する事実,エピソードを具体的に出す部分
結論:エピソードで得た成果を仕事に役立てたいと結ぶ部分


 私の感覚では,序論:本論:結論は2:5:3が基本だと思います。
少なくとも,本論をこれ以上減らすべきではありません

 あと,400字でPRしたいポイントをいくつも述べる例も見受けられますが,それは逆効果であることが多いです。600字や800字であればまだしも,1つのことに絞って記載した方が効果的なPRができると思います(エピソードが薄くなってしまうのは避けるべき)。

では今日はこの辺で・・。また続きも書きます。

2013年10月4日金曜日

自己PR作成の手順(とりあえず大まかに)

おはようございます,自分が試験の論文を書けなかったくせに,他人の就活の指導をすることは多い,背水です。


・自己PR作成にも手順がある。
自己PRの作成には,手っ取り早い手順があります。
これを守ってもらえた方が,時間もかからず,まとまった自己PRが作れると思うのでご紹介します。


・大まかな流れ
大まかな流れを示すと以下のようなものです。

テーマの設定(以下,序論)・エピソード(以下,本論)の想起

字数の確認,序論,本論,結論の字数割り振り

序論は,仮に設定する。
本論は,最終的にまとめ上げるための1.5倍の分量を使っていいから具体的に書く。
結論は,テンプレでも構わない。

本論を書き上げたら,贅肉をそいで,本当にいいたいことは何か絞ること。
本論と結論がうまく流れるか読み返すこと。
両者から,序論のテーマも設定し直すこと。

志望動機とも一本につながるように調整をすること


・こう書いてしまうと簡単だが
こう書いてしまうと簡単ですが,すらすら書けるようになるには,かなり習熟がいります。

特に最初が肝心です!
自己分析も手を抜かないでやっていただきたい。
文章に起こすことを意識して取り組んでいただきたいと思います。

少しずつ書いていこうと思いますので,ご期待くださいませ。

では今日も頑張りましょう!

2013年10月3日木曜日

具体的な数字を付き合わせてわかること

今日はゼミの後,ある編集部にお邪魔してきました,背水です。

今回は私が資料を作っていったのですが,編集長との会話の中で,
編集部と著者との間で,前提が抜けているまま話を進めていたことが明らかになりました。

具体的な数字を出していたことで,その数字がおかしくないかという問題になり,
双方の認識が異なっていたことが明らかになりました。


具体的な話を進めないことには,見えてくるものも見えないで進んでしまうものですね。

企画を進める際は,抽象的な話ではなく,目の前に同じ資料を持ち寄り,具体的に話を進めることを学んだ1日でした。

今日もあと少し頑張りましょう!

2013年10月2日水曜日

一期一会の履歴書手裏剣

昨日の内定取り消しから,また就活生に戻ってしまった背水です。


・相手を思い浮かべながら履歴書は作成する
履歴書も今まで何枚書いたことか。手書きは非常に手間がかかるのが難点ですね。
しかし,全く同じ履歴書は作りたくないと思うのが私のポリシーです。

当然経歴などは変わるわけがないですから,同じ内容になるのですけれど,
書く相手によって文章の状態は異なります。
その相手を思い浮かべながら文書は書きたいと思うのです。


・書面から伝わるものは何か
たかだか書面のやりとりと人は言うかも知れません。
しかし,採用は書面でなくて,面接によって最終的な判断をするように,
ワープロではなくて手書きを要求する意味はどこにあるのか
考えてみたいと思うのです。

文字ひとつひとつの丁寧さから,性格がにじみ出ることがあります。
文字の配置や余白の取り方からも,読み手に対する,読みやすさへの配慮が
伝わってくることがあります。

履歴書は,当然,内容そのものも重要なのでしょうけれど,文章をぱっと見たときに
感じる印象が大事なのではないでしょうか。

それは面接における第一印象のようなものです。
手書きでしか伝わらない要素を大切にしたいものだと感じます。


・履歴書も一期一会
履歴書は手裏剣のように何枚も撒くものだとよくいわれます。

しかし,ひとりの人が受け取る履歴書は1枚しかないのですよね。
それによってお祈りをされることにたとえなったとしても,
一期一会はあると思うのです。

こうして,履歴書手裏剣作成の内職はまだまだ続きますw

まだまだがんばりましょう。

2013年10月1日火曜日

経験しなくていいこともある

たったさっき,内定取り消しを食らって,非常に凹んでいる背水です。

労働法制が,労働法の判例が現実にはなかなか通用していないことを知るよい機会だぞ。
フッフッフ。

などと余裕をこいている場合ではありません。
しかも取り消ししたのが,下町の町工場じゃなくて,法律事務所だっていうんだからねえ。

弁護士の先生方の皆様,取り消される側のことも考えて対応お願いしますよ。
人と人との関係は信頼がすべてなんですから。

さ,またがんばるか〜。

2013年9月30日月曜日

あなたが,法学部を目指した理由はなんですか?

最近,受けた面接は,これまで何十回も受けてきた面接の中でも最強,かつ楽しい
面接でした,背水です。更新滞っていて申し訳ありません。

・厳しい面接
土曜日は,大物に囲まれて,4対1の面接でした。もちろんこちらが1ですよ。
最初に中央の2人がした後に,脇の2人がそれらを受けて,質問をかぶせてくるという,
なかなか厳しいものでした。答えに窮した場面もいくつかありました。

・あなたが法学部を目指した理由はなんですか?
代表的なのは,高校時代に法学部を目指した理由はなんだったのですか?というものです。
実際には経済学部に進学したのですけれどね。

ニュースや社会問題で法律に興味を持ったと答えましたが,実際は違っていたかも知れません。

当時,文系人間だと自分を認識していた私は,人の上に立つこともできないとまずいと思っていました。
そして,人の上に立つためには,法律を知っておかなければ,組織を回していくことはできない。
これが法学部に行こうとした理由だったかも知れないです。


・自分の人生の選択に一貫性を,わかりやすい理由を
面接は自分の人生の選択を,理由をつけて説明する場なのですね。
それを納得してもらえたならば,その面接はほぼうまくいくことだと思います。

その理由では,わかりやすい理由が求められている。
進路変更をすることも構いませんけれど,そこには変更をするだけの理由がいる。
理由がないのに変更などしてはいけません。

そのことに改めて気づかされました。

面接指導はよくしていますが,この経験も生かしていきたいと思います。
まだまだがんばります〜。

2013年9月26日木曜日

知らない街,面接のお時間

2日連続でブログを書こうとしている背水です。

・街は行ってみてわかる
昨日は今まで行ったことのなかった街に行きました。
非常に大きくてびっくりした。さすがターミナル駅と言うだけの風格がありました。

ものは食べてみないとわからない,人は会ってみないとわからないと言いますが,
街は行ってみないとわからないものですね。

・ひと足の手間をかける
法律事務所への面接だったのですが,街を見学してから行きました。
なぜなら,その事務所は何度か移転しており,移転する前の街の風景も
歩いてみて,自分の肌で感じてから面接に行きたかったのです。

ボス弁がその事務所を立ち上げた場所を知っていれば,話も合わせやすくなるはずです。
ほとんど地縁がない地域であっても,興味を持って,1時間ほど歩き回るだけで,
街の風景を焼き付けることができる。自分をよそ者と思わせないですむはずなのです。

オチもあって
ブックオフがあるはずだから,そこで掘り出し物を・・と思ったら閉店してましたがw

・面接はキャッチボール
面接に臨みました。いつ以来でしょうか。
面接は和やかに進んだのですが,それは予備情報があったからです。
予備情報があるとないとで,話の進み方は大きく変わります。

今回,私は硬い人ではないかと心配されているとの情報を得ていました。
硬くはなくて,いろんな業務に臨機応変に対応できるところを示せればと
臨んでみて,結果は成功したようでした。

非常に楽しい面接でした。

面接はキャッチボールに似ていると思います。
相手の捕りやすい球を投げるのが当然で,冒頭はNGです。
しかし,相手が立っているところの,真っ正面に投げることだけがいいとは限りません。
変化をつけて,相手が受けることを楽しめ,投げることを楽しめる球を投げるべき
だと思います。

具体的には,書面だけでは伝えられない要素を前面に押し出していくべきだと思います。

例えば,表情,相づち,身振り手振り,いろいろあると思いますが,
大切だと思うのは間の取り方です。

言語化するのは大変難しいのですが,基本は相手に合わせることだと思います。
別の言い方をすれば,テンションを合わせるということです。


・1を聞かれたら1を返す
あと,これは事前にアドバイスをいただいたのですが,
面接のコツは話しすぎないことのようです。

1聞かれて3答えられてしまうと,面接官は質問をするのがいやになります。
面接官も実は話をしたがっていて,話を聞くのはつまらないのだということを言われました。

そういうこともあるかも知れませんね。

その面接先からは,無事に通過の報せをいただきました。
次につなげていきたいと思います。

2013年9月25日水曜日

レッテルと中身

こんにちは,就活と日々の業務に追われている背水です。

・就活で今さら学歴を問題にするのか
就活をしていると,人間がいかにレッテルを貼って人を判断しているかよくわかります。

職務経歴を問題にされるのはわかるのですが,未だに中学や高校の話を持ち出して
話を頂くのは,いいことなのか,果たしてそうではないのか,私にも判断がつきかねます。


・竜頭蛇尾では意味がない
私自身が望む人物評価は,見た目はひどかった中身を開けてみたら結構いい人だった。
というようなものです。
見た目は良かったのに,中身を空けてみたらひどかった。
そんなことにはなりたくないと思います。期待を裏切る罪は大きいと思うのです。

それよりは,どうせひどいだろうと思ったらやっぱりひどかった。この方がマシ
だと思います。


・今日も中身を磨いて
中身を磨くことにずっと歳月をかけてきました。一日一善。
今日も少しでも私を人格的に進歩させられますように。今日もそのために動いています。
午後もがんばりましょう!

2013年9月23日月曜日

良い習慣が合格につながるのではないかと信じ

活動が,いろいろとごちゃごちゃしてしまっている背水です。

専業受験生をやれていたときは良かったのですが,そうもいかないとなると,
自分の活動を整理して,それぞれを効率よくこなさなければならないと感じます。

専業受験生をやっていたときでも,できていなかったことはいくつもありました。

例を挙げると,新聞を読む,運動をするなどです。

ひとつひとつタスクリストを作って,期限を決めてこなしていくスタイルを
貫きたいと思います。

今日もごちゃごちゃした業務がたくさんあって,試験に直接関係することは
あったかしらという状態ではありますが,周囲の皆様に感謝しながら
取り組みたいと思います。

今日も頑張りましょう!

2013年9月21日土曜日

証明写真をきれいに撮って,安く焼き増しする方法

こんばんは,最近不定期更新気味の背水です。

今日は嬉しいことに,塩見さんと,私の元同期の合格者に会うことができました。
楽しい時間でした。彼らに続いて合格者になってくれと言われた,
そのことばを胸に,1年過ごしていきたいと感じました。

・今日は証明写真について
どんな立場であろうと,この時期は就活のために証明写真が必要なことも多いと思います。

私などは,写真は貼ってありさえすればよいようなものですが,
できればきれいに撮り,クオリティを保ちながら,安く焼き増しをしたいと感じます。

そこで,今回は,私が良いんじゃないかと思った方法をお伝えします。


・結論から言うと
 写真スタジオで撮影。(私はカメラのキタムラで1500円(データ込み)でした)
 家電量販店などの機械にデータを入れて出力(L版で1枚あたり30円)。

・少し詳しく書くと
写真スタジオで撮ることによって,10枚くらいの中から,最も良いと思えた1枚を
選ぶことができます。アングルを変えたり,表情を変えたり,アドバイスもくれます。
これらは,スピード写真の機械では気を配ることができない要素ですね。

(次に活かすために)必ずデータを焼いてもらうことをおすすめします。
(データをもらうために追加費用が必要な場合もあります)


次に,そこの写真屋で焼き増しをしてもらってもいいのですが,私の場合は,
そのお店で1枚350円で焼き増し可能と言われ高いかなと感じました。
写真1枚が350円なのか,4枚セットで350円なのかはよくわかりません
でしたが,いずれにしても高いです。

L版であれば,家電量販店の機械で1枚30円で焼き増しができます。
1枚の紙に8分割で印刷をすると,2.8センチ×4センチの写真を8枚作れます。
(3センチが履歴書の本来のサイズですが,許容範囲かなと自分では思います)
これだと1枚あたり4円を切ります。

もし,もっと大きなサイズを作りたいということであれば,4分割とかに
すればいいことです。

操作方法は最初は慣れないかも知れませんが,
慣れてしまえばこんなに簡単なことはありません。

おすすめですので,どうぞ試してみてください。試すにもほとんど費用はかかりませんし☆

ではみなさま,良い連休をお過ごしください〜。

2013年9月20日金曜日

合格祝賀会をやっているそばで

昨日は合格祝賀会を尻目に,自分の活動をしていました。

お昼は社労士の先生の事務所へ。
夕方はお世話になっている出版社へ。

夜は人と会い,資料整理をして帰宅。

同時刻に合格祝賀会が大学や予備校でされていたことを考えると,
胸が詰まる思いがしました。


去年はそこに立とうと思っていたのです。

去年そこに立とうと思っていたのに立てず,
いろいろな意味で,自分にできることは何なのだろうかと考えてしまいます。
何ができるのか,未だに自分にはよくわかっていないみたいです。
模索していきます。どうかみなさま,これからもよろしくお願い致します。

ガレットってなんですか

・ガレット
正解はそば粉で作ったクレープのようなもので,おいしくいただきました。
こんなことも知らないアラサーですよ,ええ。

・先生方へのご挨拶
お昼から夕方にかけて,日頃お世話になっている先生方にお目にかかりました。

一様に,今年は進歩していたとか,もう少しだったはずとかいっていただけるのですが,
合格に届かなければ,0か1かといえば0。誠に申し訳ない気持ちが積もります。

しかし,お世話になった身としては,結果がどうであれ,キチンとご挨拶に伺うことは
最低限の礼儀ではないかと考えています。

結果がどうなったにせよ,お世話になったことにかわりはないわけですから。

・それ以外
それ以外は,履歴書書いてみたり,面接受けてみたり,お店をいろいろ回ったりで終わってしまいました。

書くのが遅くなりました。毎日更新するのは大変ですね。
今日は内容が薄くて(いつもか?)すみません

では,おやすみなさい。

2013年9月18日水曜日

人の縁を切らないために

今日もおつかれさまです。どのタスクも力を入れてやりたいが,体力が追い付いていない背水です。

・概略
昨日は橫浜弁護士会に履歴書を提出。
その後,仲のよかった受験仲間と再会し会議。

大学に行っては,悔しさの残る中,先生方に挨拶し,
特に目をかけてくれていた先生と,特に仲のよかった合格者に食事に誘っていただいたという1日でした。


・橫浜弁護士会
この弁護士会の名前には非常に違和感があるのですが,ここではどうでもいいですw

地裁には何度も行ったことがあったのですが,弁護士会に行ったことはなく,初めてでした。
非常にきれいな建物で,驚きました。清潔感があって,相談者にも印象の良いのではないかと感じました。


・そこに来た目的
問題は弁護士会に来た目的です。
同期で弁護士になっている人たちは,既に弁護士としてここで法律相談に乗る立場になっているはず。

私は法律相談をするでもなく,されるでもなく,履歴書を置きに来ている。
わかりきっていることですが脱却したいものですね。
そうでなければ,死ぬにも死にきれません。


・会議
今年の成績優秀者の友人とドリンクバー会議をしました。
その話だけで判断するのはまずいかも知れませんが,感じたのは,勉強の仕方に迷っている状況でした。

これは正直意外でした。彼は趣味も近い仲間。これからも協力していきたいものです。


・先生への挨拶
多少つぶやいていましたけど,なんであなたが落ちたんだろうね,
と言われることもあれば,努力が足りなかったんじゃないのかと突き放されることもあり。

私のことが先生方の間でも噂になっていたということは,非常にありがたいことでした。
できれば合格の噂でありたかった。

ダメだろうと思っていたけれど,合格してくれたという噂でありたかった。

この感情,ずっと忘れません。。


・食事
この3人(などという言い方はおこがましいのですが)は不思議な縁で出会った気がします。

誘っていただけるのはありがたいことです。
本当に書きたいことはたくさんあるのですが,縁を切らさないように,
自分から積極的に動きたいと思います。

今日も頑張りましょう。

4時44分44秒

なんでそんな時間に起きているのでしょう!?

・蚊に起こされて,その後眠れていないだけ
・私の生活が安定していないことの証し

さあどっちが正解でしょう?



どっちも正解ですね。

意識してこの時間に起きられたら,どんなにいいかなと思います。
でもそのようなことはできていません。意識して理想的な生活が送れるかは,
生活リズムを構築する上で大きいですね。

最近,5時に起きる生活からは,1週間ほど遠ざかってしまっているのです。

これではいけませんね。もとの5時に起きる生活に戻らないといけませんね



もうすぐ5時になりますが寝ます。

起きる時間を一定にする以上に,次の日活動するだけの睡眠を確保することは
もっと重要ですね。

書いてなくていいから寝ろ?確かにおっしゃるとおりです。

今日も頑張りましょう!私も起きたらがんばります!w

2013年9月17日火曜日

片付けるかではなくて,片付いたかどうか

昨日は台風の被害があまりなくて個人的には助かった,背水です。
被災された皆様,どうか,少しでも早い復旧を願っております。


・休みと片付け
昨日はここぞとばかりに休んで,片付けをしていました。
片付けは結構進んだ!と思っても,過去の分が大きく残っているだけで,
大して進んでいないんですよね。

・結果的に片付いたか
主観的に片付けをするだけではなく,客観的に片付いたかどうかが問題なんですよね。
その点で言えばまだまだなんでしょうね。

行為をするだけではなくて,結果に結びつけることを重視して,
行動しなければなりません。

それまでは手を止めずにやり続けることを心がけたいと思います。


・寝られない?
昼間の間に休みを取っていたら,夜に寝られなくなってびっくりしました。
寝られないことなんてそうそうないのに。

精神的なバランスはひょんなことで崩れてしまったりもするもの。
安定させるのはかなり難しいのですが,それは無理な注文かなと思っています。
常に不安定なことを認識して,揺れていても崩れずにいることを意識したいものです。


今日は短めですがこの辺で。


まだ夜もあります。がんばりましょう!

2013年9月16日月曜日

お礼:これからも水のように,流れるように

・反響へのお礼
昨日,私の長所はなんでしょうか?と声をかけさせていただいたところ,たくさんの反響がDMに寄せられました。

この場を借りてお礼申し上げます。
このブログを読んでいただいただけでなく,私のことを思い浮かべてコメントくださったこと,大変ありがたいことです。

いくつものご意見を頂いたのですが,今回は,いただいたご意見の中から,特に印象深かったものを2件ご紹介させていただきたいと思います。


・いただいたコメント1

ひとつめは,「人のために動けること」「人と話すのを楽しめること」
というものでした。


・「人のために動けること」について
私は純粋に人のためだけに動いているわけではないのです。
確かに人のためにもなるかも知れませんが,私が恩恵を受けている部分の方が大きいのです。

まず,何かを外部に提供できることが私の喜びです。
次に,何かの企画を行うことで,成功も失敗もあります。すべてが性向などということはあり得ません。そこで私は特に失敗からフィードバックを得ることができます。その企画はそのときの私にとって最善だったかも知れませんが,いくらでも改善点があるはずです。

それらを活用して,今のところは誰かのサポートを行うことが多いですが,いつか必ずや自分の企画につなげたいと思っています。


・いただいたコメント2
ふたつめは「情報収集能力」と「行動力」というものでした。

その方は,「母校のみならずネットを通じて全国の合格者とコネクションをつくり、助言を貰い、そのうちのひとりに講演会まで開いてもらい成功させた。」と,以前に行った講演会のことも触れてくださいました

私のしていたことを見てくださって,本当にありがとうございます☆


・「情報収集能力」と「行動力」について
私は情報が偏って存在している,偏在が好きではありません。

自分が情報をキチンと得ておきたいと思うのは当然ですが,そればかりではなく,
周囲に自分の知っている情報を積極的に伝えることで,相手方からも私の気づかなかった
情報が得られるのではないかと思うのです。

事実の両側面を見ることで,事実の本当の姿,真実が見えてくるのはよくあります。
そうして情報の価値は高まります。

また,私のもっている情報など,小さなものですし,持っていても陳腐化してしまうものです。
水のように情報に少しでも流れを作って,よどみなく,より正確なものに,
より新しいものにしていくことで,情報の価値は高まる気がするのです。


そのために私は行動します
自らの情報を絶えず更新していくのは,情報を提供する相手に喜ばれたいからです。

今年,合格者となることはできませんでしたが,行動は続けます
これからもどうぞよろしくお願い致します。

懐かしさなんていらない!

今日もおつかれさまです。台風がやっと過ぎ去ってくれそうで,ホッとしている背水です。

京都をはじめ,台風被害に遭っている皆様,どうかこれ以上被害が拡大しないように,
願っております。


・講義の出席
昨日は某講義に出席してきました。
どうも名古屋の友人によると,またもや私の声が全国中継されたらしいですね。
昨日はそこまで答えようという気で行っていなかったのもありまして,
すらすら答えていなかったのは申し訳ないところです。
(実務的に質問されると弱いのを特に感じました)

・参加の目的
昨日参加した目的は,自分を見つめ直すところにありました。
科目は刑訴だったわけですが,自分が使っていた教材などを持ち込んで,
少し復習をした後に講義に耐えられるか試してみる。いつもやっていた手法です。

講義は質問がされることがわかっていますから,アウトプットの機会と捉えています。
アウトプットの前に,締切効果も活用しながら,意識的にインプットを行う。

アウトプットの機会で,「書けなかった!答えられなかった!やばい!」
という感覚は非常に大切なのものだと考えています。

緊張感の中で感じた感情は頭に残る。緊張感はビデオでは得られず,ライブでしか
得られないのだから,ライブの受けられる関東にいる私は,積極的に講義に参加したい
思います。


・懐かしさなんていらない
講義に参加していて,1年前を思い出して懐かしかった。
しかし,そんな感覚は不要でした。

合格していれば基礎教わりにに来ることは普通はないわけで,別の活動をしていたかった。
講義の内容はいろいろな方におすすめできるのですが,また同じ機会に参加してしまい,
進歩の見られない自分に腹が立ちました。

結果を出すしか進歩の方法はありません
勉強するだけでは許されない立場になってしまいましたが,
どうにか勉強時間も確保してがんばりたいと思っています。

台風のやってきた日でも,それほどの被害はなく勉強できていることに感謝したいと思います☆

2013年9月15日日曜日

マグロのような私

こんにちは,台風が近づいていますね。大きな被害にならないことを祈るばかりです。

・残念会
昨日は高校の友人,大学の友人に残念会を開いてもらいました。
そこで頂いた意見を2つ


・資料を答案に反映させること
試験当日に使っていた自作の資料を見せたところ,これだけ資料を揃えていたのならば,
まとめ不足ということはなくて,それを現場で使えるかどうかだ!というご意見。

そのとおりです。直前はそれらを身につける努力をしていましたが,
答案に反映させるまでに至らなかったのでしょう。大きな反省点です。


・動き続けるのはよいこと
試験が終わってから何をしているか聞かれたため,お詫び参りと就活,合間に資料の整理
だと答えたところ「動き出しているようで安心した」といわれました。

私は,発表前も動いていました(合格前提でw)。発表後も動き続けます。
引きこもれない病ですし(3日と家にいられない),マグロのように止まると
息苦しくなって死んでしまうのです。


・時代に置いて行かれないように,わかっていて置いて行かれるように
ただでさえ,試験後,世の中の動きをたくさん見てみて,時代の動きを感じました。
私だけ置いて行かれているのを感じました。

そして,また時代にキャッチアップする余裕は私にはまだなくて,
もっと置いて行かれるのかも知れないという恐怖があります。

しかし,わかっていて置いて行かれるならば良いのです。わかっていて,
敢えて置いて行かれても良いから,他に自分のなすべきことをしているならばいいのです。


今日も動き続けます。台風の被害に遭わないうちに帰りますが,師匠に会いに行きます。
今日と試験前の1日は同じ1日ですから。今日も頑張りましょう!

2013年9月14日土曜日

冷凍ミカンより,納豆ご飯


みなさまおはようございます。相変わらず微妙な体調の背水です。

・体調不良によるゼミ欠席
昨日は体調不良からのスタートでした。
行きたかったゼミに行けず。ずっと食事を満足にできなかったところが,体の表面に現れてしまった感じでした。

ゼミの先生にお詫びしなければならなかったのですが,熱を出してたどり着くことは不可能に思われました。体調不良で休むなんて今年に入って初でしょうし,どうにか取り戻していきたいところです。


・身辺整理
体調的に仕方がないので,身の回りの物を整理していました。
4ヶ月間,随分と整理をしたつもりだったのですが,まだ整理する物は残っていたのですね。

目標は受験1ヶ月前に見ていなかった資料はすべて処分することにあります。
今年,あれだけ思い入れのある今年の試験の中で不必要と判断した資料が,次の年になって必要になることは考えられません。いい流れで勉強できていた科目ほど,資料は少なくなっていたものでした。

そして資料を絞り切れていなかった科目ほど,点数は安定せず,さまよっている感があるのも事実です。教材はこれ!と決めてしまって(それが定評のある教材であるのは前提ですが),1度決めた道は脇目も振らず,その資料を読み込む,それをもとに論文を書く!頭ではわかっていても,時間制約の中で,それを実践することが今年の課題なのかなと考えています。



・冷凍ミカンより納豆ご飯
今日の朝は,やっとまともな味で,好物の納豆ご飯が食べられました。
冷凍庫に冷凍ミカンのようなものがありましたが,別に普段食べないものはそんなに興味がありません。普段食べているものが,それまでと同じ味で感じられるようになればそれで十分なのです。この話,前の資料の話に似ているかも知れませんね。


私の場合,普段食べているものは納豆卵かけご飯です。
最近,このトッピングについて議論する相手がいなくて辛いですw
最近は,黒のすりごまより,白のすりごまの方が合うような気がしています。
皆様はどうですか?(マニアックw)

では今日も頑張りましょう!

2013年9月13日金曜日

私の長所を教えてください

おはようございます。また昨日の記録です。最近こんなのばっかりですw

・午前中は履歴書書き
免許・資格のところに司法試験の話が書けず,行政書士しか書けないのが非常に悲しい

趣味・特技ってなんだろう。
仕方がないので,海外旅行,観光案内とかしてみました。
(最近,鎌倉・江の島観光案内に定評のある垢がこちらですw)

Twitterとは書けませんでしたw


PCスキルとかいう欄があって,書きすぎるとぼろが出そうなので,ビジネススキル全般とかごまかしておきました。こういうこと書かないといけないのね。


・午後は打ち合わせ1件と面接
打ち合わせ
事実上,お世話になっている編集長への不合格のお詫びでした。合格したら本を出そう的な話もしていただいていただけに,非常に申し訳ない気持ちでした。

面接
新鮮な体験でした。面接した方はやはり人と接するのがうまい方でした。

まず,よく人をほめるのです。
 あなた年の割には若いですね,とか。
 あなたのキャリアなら,これを社会のために生かさないのはもったいないですよ,とか
 自分の人生に決着をつけたいと思いませんか,とか ←これは関係ないが

次に,面接というよりは,途中からこちらが相手の話を聞く場になっていました。
弁護士業界を取り巻く状況など,結構示唆に富む話も聞けました。

人と話をすることは,本当に楽しいものですね。


面接自体
やはり人に会ってみないと,自分がどこができて,どこができないかはわからないものだと,他人は自分の鏡なのだなと感じました。

反省点ですが,私はこれでも学部時代に何十社も受けたことがある身。
自己PR,志望動機は私はいくらでも書けると思っていましたが,志望動機が弁護士とパラリーガルで異なっていることには意識がそこまで回っていなかった。
指摘されて気づくことができました。

また,自分の長所,短所についてあまり自己分析をしていなかった。長所は1つも思いつかなかったし,短所はお節介くらいしか考えていなかった。これも反省点でした。

 →ぜひ,私の長所,短所について,フォロワーの皆様,リプ,DMお待ちしております!

「その人について世界で一番詳しいはずの人(自分自身のこと)が,その人の長所・短所くらい20くらい出してもらえないと困る」といわれて,まさにその通りと思いました。


情報交換
その面接で得た情報は,すぐに仲間に連絡を取って,交換したりしました。
こういう横と横のつながりは大切にしたいものですね。


会えなくても会いに行く
その後,大学に挨拶に行きました。結局誰にも会えませんでしたが,足を運んだことも重要なのかなと感じました。


そんな感じで1日が終わりました。
早く足場を固めて,法律の勉強,というよりは試験の準備に取りかかりたいです。
感覚を取り戻すところからになってしまいますから。

今日も頑張りましょう!

2013年9月12日木曜日

今日から,ブログがつらつらとした日記に変わりそうな予感

司法試験落ちてから次の日なんですが,昨日は辛かったですね。

・合格前提の行動へのツケ
まずは,朝目覚めて落ちた現実が受け容れられないところから1日がスタートするわけですが,合格を前提にいろいろ行動していたことの辛さ。

各方面へのお詫びだけで1日が終わったと言ってもいいくらい,2回目こそはと信じてくれていた人たちへの信頼を裏切った罪は重いのだなと,改めて感じました。


・落胆されるための挨拶
昨日挨拶した人,
 ・生協の書籍部のお姉さま
 ・憲法の先生
 ・刑法の先生
 ・商法の先生

みなさん,方向性は間違っていないはずだから,何が足りなかったか一緒に分析しましょうと言ってくださる(刑法は大ミスしたけど)。だからこそ,合格の結果を持って行けなかったことが大きく突き刺さる。

私は人の喜んだ顔が好きで,笑顔が見たくて行動をしているはずなのに,自分が落胆の顔を世の中に広めて行ってしまっている現実。ゴミみたいな人間だなあと思わずにはいられませんでした。


・同じ施設なのに簡単に使えないものになった
あと,大きいなと感じたのは,大学の資料室の居づらさですね。昨年はそんなこともなかったのですが,今年は後輩が既に合格していることが大きいようです。

結果を出せなかったのだから,みんな避けて通るようになるのは当たり前ですが,そこでかえって泰然としているようでないと,周囲にこだわらない図太さがあるくらいでないと合格はおぼつかないのかなと感じました。


・合格していれば会えたのかも
人に会うために長い距離を歩いたりしましたが,結局会えないで何回も移動してみたり。合格していれば,これもいろいろ変わったりしたのだろうなと感じました。


・行動はするが
今まで書いたように,行動はするけれども,何をやっていても辛いのが今の時期なのかも知れませんね。点数がないから結果しかわからないし。

1度休みが欲しいという気分と,休んでいたら死んでしまうんじゃないかという気分が交錯する状況にいます。それほど今年の試験には思い入れがあったのです。

めげずに今日も頑張ります!!

2013年9月11日水曜日

別に消すために書いたわけじゃない

おはようございます。

今年の結果は不合格でした。こんなに偉そうにいろいろブログに書いていただけに,何をやっているんだろうなあ,自分。という思いが尽きません。

このブログ,消すために書いたわけじゃないんですよw

今は悔しさで一杯です。いろいろ整理をつけたいと思います。
今後どうするかは未定ですが,どうか変わらぬ応援の程,よろしくお願い致します。

2013年9月10日火曜日

発表前最終更新

おはようございます。本日は発表,いくら私でも,非常に緊張した朝を迎えております。
そもそも夕方ではなくて,朝発表してくれればいいのにというのもあります。
それ以上に,4ヶ月前から決まっていた結果に,今さら一喜一憂してしまうのは,まだまだ精神修養が足りないんだなと,感じているところです。


本日書きたいのは,日頃のお礼であります。


私はもともとTwitter民でしたが,ひと月前に乾坤さんに勧めていただいて,このブログを始めました。

当初,何について書こうか迷い,結局思い至ったのは,受験時にある程度は効果があったと(短答の結果を通じて)感じ,皆様のお役に立てそうな情報を,後日談としての反省を踏まえて語ることでした。

合格してしまえば,すべて結果オーライになってしまう,その情報提供に対して,合格(不合格)前であれば,何とかやりきった感覚と,これはどうしてもできなかったという忸怩たる思いある。両者が交錯している中で文章を書こうと思ったのがきっかけでした。


拙い文章にもかかわらず,目を通してくださった皆様,本当にありがとうございました。


合格していれば,これは合格者のブログに衣替えするのかなと思います。
しかしそうでなければこのブログはどうなるのか。


私は消すことになっても構わないと思いました。
消す可能性があったとしても,そのときに思っていたことを書き残しておく,そして皆様に見ていただいている,一受験生の姿を示していることに意味があるのではないかと感じたのです。


未だ合格するかどうかさえわからない私のような文章に,お付き合いいただいた皆様,本当にありがとうございます。


合格していたらそのことは必ずここでご報告致します。
不合格ならば,それもキチンと書きます。その場合は何日後かにブログは消すかと思いますが。

今までありがとうございました。これからもよろしくお願い致します!

2013年9月9日月曜日

楽しい中でこそ新しい企画は生まれる

昨日は塩見さんらを江の島・鎌倉にご案内してきました。
そこででたのが,講演会の企画*2,座談会の企画などなど。

楽しい中で,会話をしていると,いろいろとアイデアが浮かんでくるものですね。
楽しみながら取り組みたいものです。そのときがひとりひとりの個性が発揮されて,
個人の長所の相乗効果が生まれてきますから。

午後もがんばりましょう!

2013年9月7日土曜日

六法分冊のススメ 6 分冊六法刑事系に綴じ込んだ法令

おはようございます!
お仕事中のみなさま,お勉強中のみなさまおつかれさまです。

以前に書いた,「六法分冊のススメ 2 分冊の目的と分冊の例」の続きです。
今日は「刑事系」の分冊にどの法律を入れたかです(反省も含めて)

「刑事系」の表紙とインデックス部分は,以下の画像のようになっていました。
ミッキーはいつもどおり,笑)




刑事系は刑法刑事訴訟法がメインになります。それに合わせて,付属の法令がちょこちょこあるというのが印象です。

インデックスには,刑法と刑事訴訟法,刑事訴訟規則,通信傍受法,少年法,裁判員に関する法律がついています。細かな法令はたくさんあるのですが,特に重要なのは,これに合わせて警察官職務執行法くらいなものだと思います。。


今回の編集では工夫があります。
それは,本来,行政法に含まれている法令を組み替えて持ってきたことです。
たとえば,裁判員に関する法律は119ページからであり,また,警察官職務執行法は348ページであり,行政法編にあったものです。

これと比較して,刑法は1599ページからの開始ですから,わざわざ刑事系に組み替えてもってきたことがわかります。しかも,警職法は行政法編にも一応置いておきたいため,公法系に原本を置き,刑事系にコピーを配置するという念の入れようでした。


これは,自分が試験を受ける際に,どのカテゴリーに入るかは,その法令がどの分野として出題されるかが大きな問題となると考えたからです。
判例六法がその法令をどう分類するか全く問題ではありません



では中身です。

刑事系に入れたのは,順に以下の通りでした。
(インデックスを付けたの法令には○,全く使わなかった法律には×
 参照はしたがインデックスを付けるまでもなかったものは△を付します)

刑法編
01 ○ 刑法
02 × 罰金等臨時措置法
03 × 組織的な犯罪・・に関する法律
04 × 航空機の強取等・・に関する法律
05 × 人の健康にかかわる公害犯罪・・に関する法律
06 × 不正アクセス行為・・に関する法律
07 × 爆発物取締罰則
08 × 暴力行為等処罰に関する法律
09 × 人質による強要行為等・・に関する法律
10 × 盗犯等の防止及び処分に関する法律
11 × 軽犯罪法
12 △ 道路交通法(救護義務とか・・)
13 △ 銃砲刀剣類所持等取締法(演習問題の特別法がらみで・・)
14 × 児童福祉法
15 × 児童売春・・に関する法律
16 × 母体保護法
17 × 精神保健・・に関する法律
18 × 心神喪失・・に関する法律
19 × 臓器移植法
20 △ 麻薬取締法(故意のあたりで)
21 △ 覚せい剤取締法(故意のあたりで)
22 × 国際的な協力の下に・・麻薬・・の特例等に関する法律

刑法編で,×をつけた法律については,今さらあることを気づいたものもあります。
綴じてはいたが,それほど意識していなかった法律が山ほどです。
△をつけた法律については,短答で使ったこともほとんどなく,補助的に使ったものしかありません。

刑事訴訟法編
01 ○ 刑事訴訟法
02 ○ 刑事訴訟規則
03 ○ 通信傍受法
04 ○ 少年法
05 × 刑事収容施設・・に関する法律
06 ○ 裁判員・・に関する法律
07 ○ 警察官職務執行法

刑事訴訟法編は,×をつけたものは少なく,通信傍受法などを抜いてしまっていた前年の反省から,必要なものを狙って入れていました。そこで○の率が高くなっています。


インデックス部分で途中から紙の色が変わっているのは前も書きましたが,判例索引を自分でコピーして,後ろに綴じ込んでいたからです。

刑事系は以上です。


今日も発表前とはいえ,人生で1度しかない大切な1日!
お互い有意義なものになりますように☆

2013年9月5日木曜日

六法分冊のススメ 5 キンコーズでの注文の仕方

おはようございます。台風もどきのおかげで大雨の朝です。


冒頭に書きますが,別に私はキンコーズの回し者ではありません(笑)
単にキンコーズでお世話になって分冊六法を作ったものですから,そのときのやり方を書くまでのことです。

注意点の概要は以下の通りです。

1 使用六法について:何も書き込んでいない状態の六法を分冊する。
2 背断裁願いの仕方:「再製本するので,浅めに断裁してください」と告げる。
3 製本方法について:くるみ製本が最も深く開けるため,分冊六法には最適。
4 表紙の紙について:強度を求めるため,レザックが最適。
5 分冊の作り方厚さ:くるみ製本の特性だが,厚さは2.5センチに抑える。

注意点の詳細は以下の通りです。


1 使用六法について:何も書き込んでいない状態の六法を分冊する。

いろいろ書き込んだ六法を製本するのはおすすめしません。なぜなら,断裁と製本にも失敗のリスクがあるからです。
もし,失敗をしてしまうと,失われるのは六法という本であるばかりか,書き込みをしてきた時間と,場合によっては書き込みの内容そのものが読めなくなって失われてしまうかも知れません。

私は(最終的に)平成24年度の六法をばらしていますが,新品の六法を断裁・再製本しました。

なお,新品の本を断裁・再製本した場合は,本を最初に開くときが肝心です。それもいずれ書きますね☆


2 背断裁願いの仕方:「再製本するので,浅めに断裁してください」と告げる。
背断裁をする際に最も注意すべき部分はここです。本を浅めに断裁できるか否かで,再製本のときに本を開ききった際に奥まで見られるかどうか(専門用語で「のど」と言います。以下「のど」と表記します)が変わります。

のどの綴じ代を広く確保するためにも,ぜひ浅めに断裁してもらえるようにお願いしましょう。


3 製本方法について:くるみ製本が最も深く開けるため,分冊六法には最適。
キンコーズには製本方法がいくつかあります。
どれもお値段はそう変わらないのですが,開いたときに,のどをどこまで見ることができるか大きく変わります。ここは迷わずくるみ製本しかありません!


4 表紙の紙について:強度を求めるため,レザックが最適。
くるみ製本の際は表紙の紙を選ぶ必要があります。
六法は何度も開いたり閉じたりして使うものですから,強度が求められます。
ここはレザックを選択しましょう。
(レザックとは,革みたいな,という意味で,厚手の紙に凹凸の加工がした特殊紙です)

色については,科目ごとに替えておいた方が,区別がつけやすくておすすめです。
別の記事に書いていましたが,私は,以下の色にしていました。
公法系:緑
民法系:クリーム色
商法系:赤
刑事系:青

なお,表紙のコピーなどはお好みで。頼めばやってくれます。


5 分冊の作り方基本:くるみ製本の特性だが,厚さは2.5センチに抑える。

くるみ製本の際は,厚さに制限があります。
2.5センチという厚さは,なかなか悩ましいものです。
こればかりは分冊を組んでいただければ,やりくりが大変だということに気づくはずです。



なお,各系統に私がどんな法令を綴じていったかは,以前に書いた各記事をご覧ください。(刑事系は今度書きます。)

では今日も1日がんばりましょう!

2013年9月4日水曜日

言志四録1−33 志ある者

「志有るの士は利刃の如し。百邪辟易す。志なきの人は鈍刀の如し。童蒙も侮翫す。」


背水の訳
志のある人は,鋭くとがった刃のようなものである。幾多の邪悪な考えをもつ者たちが怖がって近づこうとしない。
志のない人は,およそ刀としては役に立たない出来損ないのようなものである。子供たちであっても馬鹿にする。

背水の試験的な訳
本試験に対して,さらに本試験の先にある,人生で実現したいことに対して,真剣に考えること。そして,日頃からその実現のために努力する気持ちを持ち続けている人は,殺気とまでは言わないが,切れ味鋭いオーラを放つ。そうすると,試験から目を逸らさせようとする者たちは,おそれをなして近づくことができない。

これら考えのない者は,試験で使えないどころか,人生を送る上でも生気がなく,周囲から見て何をしたい人なのかさっぱりわからない。そうすると,試験委員や教授,受験仲間だけでなく,試験や法律について何も知らない人,子供であっても馬鹿にする。


志がしっかり固まったのならば,物事は一定程度はうまくいくのでしょう。
うまくいかないとすれば,自分の志に中途半端な点がなかったか,見直してみる必要があるのかも知れないですね。

私の立志は,今までのすべての人生から生み出されているものです。
少しでもそれに忠実に生きられますように,日頃の努力を積み重ねていきたいと思います。

これからもどうぞ応援の程よろしくお願い致します(^^)/

違憲判決を楽しむ

今日は民法900条4号ただし書の違憲判決が出されましたね。
これは戦後9件目の法令違憲判決とのこと。


受験生としては,早いところ全文に当たって,検討をしてみたいところですね。
世の中の動きとして,これを早く掴めるかどうかは法律家としての能力にも関わってくると思います。
今回,判決の効力がどこまで及ぶのかについては,特に興味深いところです。

毎日新聞

判例要旨
判決全文

憲法は本来的には興味深い事件が多いはずなのですが,受験対策上は,
なかなか時間が確保できず,そこまで深く突っ込んだ学習をすることはできない科目です。

しかし,違憲判決となると話は別です。特に処分違憲ではなく法令違憲となると,インパクトが違いますね。何せ数も少ないですから,短答では必須になりますし。

私も早急に検討をしたいと思います。
ゼミの今週の話題はこれで決まりですね☆


なお,他の法令違憲判決の内容と判決年月日,問題とされた憲法の規定と法令の規定は,以下の通りですので,ご参考まで。
1 尊属殺重罰規定(昭和48.4.4,憲法14条1項・刑法200条について)
2 薬事法距離制限規定(昭和50.4.30,憲法22条・薬事法6条2項)
3 衆議院議員定数配分規定(昭和51.4.14,憲法14条,44条・公職選挙法)
4 衆議院議員定数配分規定(2)(昭和60.7.17,憲法14条,44条・公職選挙法)
5 森林法共有林分割制限規定(昭和62.4.22,憲法29条・森林法186条)
6 郵便法免責規定(平成14.9.11,憲法17条・郵便法68条,73条)
7 在外邦人についての選挙権制限(平成17.9.11,憲法15条1項,3項,43条1項,44条ただし書・公職選挙法)
8 非嫡出子の国籍取得制限(平成20.6.4,憲法14条1項,国籍法3条1項)
9 非嫡出子の法定相続分規定(平成25.9.4,憲法14条1項・民法900条4号ただし書)


    2013年9月2日月曜日

    無意識の朝食

    無意識で行っている生活習慣は大切にしたいものです。それが知らず知らずのうちによい結果につながることもあれば,思わぬ形で足下をすくうことにもなりかねないと考えるからです。食事はその最たる例です。

    ちなみに,私の今日の朝食は,
    レタスとトマト,パプリカのサラダ(自作),
     (できる限りサラダを入れる)

    納豆ご飯に,卵,すりごま,ねぎ,キムチ,あおさ入れ
     (納豆卵ご飯が基本,それにいろいろ余り物を加えます)

    鯖の煮付け(余り物)
     (タンパク質は基本的に魚で摂るようにします)

    アップルジュース,ダノンヨーグルト。
     (フルーツからのビタミンやヨーグルトにも気を配ります)

    いつもこんな感じです☆

    炭水化物はお腹が鳴らないためだけで,大した意味はありません。
    しかし,野菜,納豆や魚でビタミンとタンパク質は摂っている事が重要と考えています。
    これで腹が減ったから他人と戦ができないとは言わせないわけです(自分に対して)

    朝食は最も大事で,これで1日戦える。他人に負けない!
    負けそうになったとしたら,それは自分の努力不足であって食事の問題ではない!
    という思いでいつも動いています。

    今日も有意義な1日にできますように。9月もはりきっていきましょう!

    2013年8月27日火曜日

    言志四録1−26 事を慮るは周詳ならんことを欲し,事を処するは易簡ならんことを欲す

    「事を慮るは周詳ならんことを欲し,事を処するは易簡ならんことを欲す」

    背水の訳
    物事について,考えを巡らし計画を立てる際には周到に,詳細に細かいところまで詰めておく必要がある。しかし計画などをすべて詰めてしまった後,物事に対処する段階になった場合は,容易かつ簡単に行うべきである。

    背水の試験的な訳
    論文でも短答でも,勉強計画でも,まだ実行に移していない計画段階では,若干悲観的になるくらい,最悪の事態を想定して,詳細に細かいところまで詰めて考える必要がある。
    しかし,これは計画段階のみ。問題に実際に向き合い,計画をこなす段階になった場合は,余計なことは考えず,ある程度楽観的に,容易かつ簡単に目の前の問題を片付けていくのがよい。


    私は,こういう言葉を聞いたことがあります。
    最悪の事態を想定して計画せよ。最高の結果を信じて実行せよ。

    試験会場など,本番を前にしてできることは本当に限られています。
    できることは,普段の力が100%発揮されることだけなのかも知れません。

    では午後もがんばりましょう(^o^)

    六法分冊のススメ 4 分冊六法公法系+労働法に綴じ込んだ法令



    おはようございます。

    以前に書いた,「六法分冊のススメ 2 分冊の目的と分冊の例」の続きです。
    今日は「公法系+労働法」の分冊にどの法律を入れたかです(反省も含めて)

    「公法系+労働法」の表紙とインデックス部分は,以下の画像のようになっていました。
    (ここでもミッキーはいます,笑)





    公法系は扱いが難しいです(憲法と行政法総論のため)。
    インデックスは,たくさんありますが,行政法の一般的な原則を示した法令がほとんどです。

    今回のインデックス面における編集ミスは,インデックスをつける際に,行政代執行法を飛ばしてしまったことでした。



    では中身です。

    公法系+労働法に入れたのは,順に以下の通りでした。
    (インデックスを付けたの法令には○,全く使わなかった法律には×
     参照はしたがインデックスを付けるまでもなかったものは△を付します)
    1 憲法編
    01 ○ 日本国憲法
    02 × 大日本帝国憲法
    03 × 皇室典範
    04 × 国籍法
    05 △ 国会法
    06 × 公職選挙法
    07 × 裁判所法

    行政法編
    01 ○ 行政法総論(こういう項目があります)
    02 × 内閣法
    03 △ 国家行政組織法
    04 × 国家公務員法
    05 × 地方公務員法
    06 ○ 地方自治法
    07 ○ 行政手続法(行手)
    08 ○ 行政代執行法
    09 ○ 行政不服審査法(行審)
    10 ○ 行政事件訴訟法(行訴)
    11 ○ 国家賠償法(国賠)
    12 × 公文書等の管理に関する法律
    13 ○ 行政機関の保有する情報の公開に関する法律(情報公開)
    14 ○ 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(個人情報保護)
    15 △ 警察官職務執行法
    16 × 土地収用法
    17 × 教育基本法

    労働法編
    01 ○ 労働契約法(労契)
    02 ○ 労働基準法(労基)
    03 × 労働者災害補償保険法(労災)
    04 △ 会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律
    05 × 労働審判法
    06 ○ 労働組合法(労組)
    07 × 労働関係調整法

    公法系は法令が多すぎです。

    憲法編では,以前も書きましたが,憲法が判例六法の要旨と司法試験の出題がかぶらないので困ります。結局,条文・判例本を使っていました。なので,使い込んで書いている文章とは少々趣旨が異なります。

    行政法編は,総論が正直微妙なところがあります。しかし,それ以外の法律は使えますから,そこまで気になりません。判例六法を民事系と同様,短答に使用していました。

    労働法編は,短答用ではなく論文用です。
    しかし,判例の要旨が短くまとまっているのは重宝することもありました。

    インデックス部分で途中から紙の色が変わっているのは,判例索引を自分でコピーして,後ろに綴じ込んでいたからです。民法系は原本を,それ以外の系統はコピーを挟んでいました(使用頻度を考えて,事項索引はコピーしませんでした)

    刑事系もこれから順次お伝えしていければと思います。

    関東は少し涼しい日ですが,過ごしやすい1日を有意義なものにしたいですね。
    今日も頑張りましょう!

    2013年8月26日月曜日

    言志四録3−5 胸次虚明なれば,感応神速なり

    おはようございます。今日,目にとまったのは次の言葉です。

    「胸次虚明なれば,感応神速なり」

    背水の訳
    胸の中に余計な考えを抱かず空にして,他人から見てわかりやすさを備えていたならば,その心は周囲に伝わり,接する人々の感応は神の如き迅速さを備える。

    背水の試験的な訳
    胸の中には本試験のことだけを念頭に置き,学説の細かい議論には立ち入らずに,物事を素直に受け容れて,試験委員はもちろん,法律の知識を多く備えていない依頼者など,他人から見てわかりやすさを備えていたならば,
    その一途な思いは周囲の先生や仲間だけでなく,試験委員にまで伝わり,それら人々の反応は,この人を合格させなかったらまずいとまで思うくらいの,大きなインパクトを備えることになる。

    余計なことは考えずに,1つの道を究めていきたいものですね。
    私は某総選挙wのときに,受験道を1つの目標にしていました。その目標は
    1 少しでも確実な合格
    2 あと1点の上積み  でした。

    (結果的に)それができたかどうかはわかりません。しかし,1つのことに集中している人の方が絶対に強い。そのことは実感しています。このブログや普段のツイートを通して,私の1つの思いが伝わることを願ってやみません。

    今日は涼しい日ですね(関東では)。さわやかな一日になりますように(^o^)!

    2013年8月25日日曜日

    六法分冊のススメ 4 分冊六法商法系に綴じ込んだ法令


    おはようございます。

    以前に書いた,「六法分冊のススメ 2 分冊の目的と分冊の例」の続きです。
    今日は「商法系」の分冊にどの法律を入れたかです(反省も含めて)

    「商法系」の表紙とインデックス部分は,以下の画像のようになっていました。
    (ここでもミッキー,笑)










    商法系は会社法がやたら重い
    インデックスには,会社法施行規則と,手形法,小切手法がついています。インデックスには出てきてませんが,本の始まりは商法からです(会社法の右側の部分がそうです)。

    今回の編集のミスは,商法を会社法より前に置いてしまったことでした。六法の位置づけはともかく,試験的には会社法が独立していて,商法総則・商行為と手形・小切手法は少し小さな扱いになるのであれば,それらはまとめるべきでした。。



    では中身です。

    商法系に入れたのは,順に以下の通りでした。
    (インデックスを付けたの法令には○,全く使わなかった法律には×
     参照はしたがインデックスを付けるまでもなかったものは△を付します)

    01 ○ 商法 (画像にインデックスはないが,本の最初で不要だったため)
    02 × 商法施行規則
    03 ○ 会社法
    04 × 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律
    05 △ 会社法施行規則(非常にごく一部)
    06 △ 会社計算規則 (非常にごく一部)
    07 × 社債,株式等の振替に関する法律
    08 ○ 手形法
    09 ○ 小切手法

    商法系は数が少ないですね。でも厚さはかなりのものになります。ひとえに会社法が厚いからです。別の記事で書きますが,会社法は条文が長いことと,パズルみたいな条文があるため読替え条文がないと役に立ちません。会社法では,民法系などで示した,判例六法を使った,短答・論文のまとめには,正直使えなかったといえます。

    逆に,商法や手形・小切手法は択一対策として結構役に立ちました。


    インデックス部分で目を引くのは途中から紙の色が変わっているところかも知れませんね。これは,判例索引を自分でコピーして,後ろに綴じ込んでいたからです。民法系は原本を,それ以外の系統はコピーを挟んでいました(使用頻度を考えて,事項索引はコピーしませんでした)

    公法系,刑事系もこれから順次お伝えしていければと思います。

    今日も人生で1度しかない大切な1日!
    お互い有意義なものになりますように☆

    2013年8月24日土曜日

    現在の瞬間が,生涯の終局

    「あたかも君が既に死んだ人間であるかのように,現在の瞬間が君の生涯の終局であるかのように,自然に従って余生を過ごさなければならない。」 自省録(マルクス・アウレーリウス,第7章 56 岩波文庫版 P.115)


    2000年前に,既にこのようなことは言われていたのですね。
    もしも,こう考えられたなら,無駄なことをしている時間は1秒もなくなります。


    試験にたとえるならば,こうも言い換えられるのではないでしょうか。

    あたかも君が今日,試験前日を迎えた人間であるかのように,現在の瞬間が君の試験勉強最終日であるかのように,自然に従って受験までの日々を過ごさなければならない。

    2013年8月23日金曜日

    イチロー262のメッセージの加工








    私はイチローが好きです。イチロー4000本安打を祝福して。
    イチロー262のメッセージという本があるのですが,私は自分なりに加工していました。

    イチローはもちろん野球の話をするし,試合の話をするのですが,
    その横に試験とか書き加えるのです。

    こうすることで自分へのメッセージとしていました。

    試験前に完璧な準備なんてできなかったけどね。心構えですね〜。

    六法分冊のススメ 3 分冊六法民法系に綴じ込んだ法令

    以前に書いた,「六法分冊のススメ 2 分冊の目的と分冊の例」の続きです。
    今日は「民法系」の分冊にどの法律を入れたかです(反省も含めて)

    「民法系」の表紙とインデックス部分は,以下の画像のようになっていました。
    ミッキーは外せないのです,笑)












































    表紙はともかくとして,インデックス部分を見ると,民法が大きな部分を占めています。
    インデックスには,一般社団法人・・法,任意後見・・法,不動産登記法,借地借家法,消費者契約法,民事訴訟法,民事訴訟規則,人事訴訟法,民事執行法,民事保全法が見えています。

    これらにインデックスを貼ったのは,素早くその法律までたどり着くためです。
    特に分冊をする場合は,途中のページをバッサリ抜いていることがあるため,ページ数からたどることが容易でない場合があります。そんなときには,どこから始まるか,物理的にインデックスを用意しておけば解消できます。

    インデックスを普通はずらしてつけるのに,法人と任意後見で重なっているのは,任意後見をつけるつもりがなかったのに,短答で出題されていたから,インデックスを後からつけたためです。こういう過ちはいくつもあります(そして見つける度に可能な限り修整を試みてきました)。



    では実際に中を見ていきます。

    民法系に入れたのは,順に以下の通りでした。
    (インデックスを付けたの法令には○,全く使わなかった法律には×
     参照はしたがインデックスを付けるまでもなかったものは△を付します)

    1民法系
    01 ○ 民法
    02 × 民法施行法
    03 ○ 一般社団法人・・法
    04 × 公益社団法人・・法
    05 ○ 任意後見契約に関する法律
    06 ○ 不動産登記法
    07 × 仮登記担保契約に関する法律
    08 × 電子記録債権法
    09 ○ 消費者契約法
    10 × 電子消費者契約・・に関する民法の特例に関スル法律
    11 △ 利息制限法
    12 △ 供託法
    13 ○ 借地借家法
    14 △ 失火責任・・法
    15 △ 製造物責任法
    16 △ 自賠法
    17 × 戸籍法
    18 × 後見登記に関する法律

    2民事訴訟法系
    01 ○ 民事訴訟法
    02 ○ 民事訴訟規則
    03 ○ 人事訴訟法
    04 △ 非訟事件手続法
    05 × 非訟事件手続法(旧条文)
    06 × 家事事件手続法
    07 × 家事審判法(旧条文)
    08 × 民事調停法
    09 ○ 民事執行法
    10 ○ 民事保全法
    でした。

    こうしてみると,全く使わなかった法律も分冊六法の中に入れていたことがわかります。
    しかし,短答の出題を調査するまでは,どれを削っていいものかは判断がつきませんでした。

    ある法律を抜いていたら,製本後にやっぱり使うことがわかったとしても,あとから足すことはできません。そこで,少しくらい使わない法律があってもいいとの判断の下,法令は多めに入れていました。その結果が上記のようになったわけです。


    なお,民法と民事訴訟法を同じ分冊にしたのには,その前の年の失敗がありました。短答の民法の問題が,判例六法の民訴の部分から出題されていたり,またその逆もあります。
    (例えば,民事訴訟法179条前にある証明責任など)

    民法と民訴の連携がとれるよう,平成24年度版使用の今回は同じ本に綴じ込みました。両者を合わせても大した厚さにはならず(これは前の記事参照)厚さも悪くなかったと思います。

    ここまで読んでくださりありがとうございました。コメント,疑問などお待ちしております〜。(^^)/

    六法分冊のススメ 2 分冊の目的と,分冊の例

    以前,六法分冊の効用について書きましたが,
    今回は,私が学習用の判例六法を分冊した目的,そして分冊した例を画像でお伝えします。

    私は六法を4分冊していました。
    基本的には,

    1)憲法と行政法+労働法(以下「公法系+労働法」
    2)民法と民事訴訟法(以下「民法系」
    3)商法と会社法,手形・小切手法(以下「商法系」
    4)刑法と刑事訴訟法(以下「刑事系」

    これら4分冊です。(記事の下の方に画像があります)

    このように判例六法を分冊したのには意味があります。
    はっきり言って判例六法はいろんな法律を集めすぎています。

    これによって,2点の不都合性を抱えています。
    1 その日,または選択科目の関係から,使いもしない法律を持ち歩かざるを得ず不便
    2 本自体が厚すぎて本を開くことや書き込みが困難
     →結果として,本来集中すべき法律の学習に力を集中できない


    1 その日,または選択科目の関係から,使いもしない法律を持ち歩かざるを得ず不便

    法律の学習は,基本的にひとつひとつの科目を扱うわけですから,六法のすべての法律を一度に使用するわけではありません。例えば,商法の勉強をしながら,刑事訴訟法を使うとかは,特別背任罪における刑事訴訟手続とかごく特殊な例を除けば,通常は想定されません(司法試験で出題される可能性は非常に低いでしょう)。

    加えて,選択科目は,労働法選択者なら労契や労基・労組あたりがあれば十分です。倒産なら破産法,民事再生法などさえあれば学習に不都合はないはずです。しかし,これらの選択者が,自分の選択科目以外の著作権法など,選択科目以外の法律をずっと持ち歩かなければならないのは単なるおもりでしかありません

    2 本自体が厚すぎて本を開くことや書き込みが困難
    判例六法は厚いため,本のはじめのあたりや終わりのあたりの法律を参照している場合は,手で開いていても,重しを乗せておかなければ,本が閉じてしまいます。また,本の真ん中あたりの法律は,綴じている中のあたりに書き込みをしようとしても,本を開ききることができず,書き込みが困難です。

    私はこれらの不都合の解消を試みました。

    具体的には
    1 その日に使う法律だけ持ち歩けるようにする。
      自分の選択科目の法律だけ分冊に入れる。
      (選択の関係上,試験で使用しない法律は,そもそも分冊に入れず捨てる。)
    2 適当な厚さにして,本が閉じ,書き込み困難を解消。

    こうすることで
    本来集中すべき法律の学習に集中できるようになります。

    画像は,分冊した判例六法です。左から,1〜4の順番に並んでいます。

    なぜどれもミッキーのシールが貼ってあるか(笑)は,少しでも法律の勉強に夢を持たせるためです。それと,どちらが本の上かわかるようにするためです。

    色は,イメージカラーのようなものです。分冊して製本をする際に同じ色で作ってしまっては,見分けがつかなくなるため,色で分けることにしました。

    次回は,各分冊にどの法令を入れることにしたか,そして短答の勉強(科目によっては論文も)でそれをどのくらい使ったか書いてみようと思います。

    長い記事,最後まで読んでくださり,ありがとうございました。


    本を選ぶ際の留意点

    基本書,問題集,演習書など,受験生にとっては本をどれか選択しなければならない場面は多いと思います。

    (反省も含んでいますが)本を選択する際は,値段のみならず,自分がその本と本当に付き合っていいのか,自問自答を繰り返してから購入に踏み切るべきだと思います。というのは,本を購入することで,通読する場合はもちろん,辞書的に用いるとしても,その本に時間的に拘束されることになるからです。

    具体的には,次のような要素を参考にするとよいかと思います。

    1 その本が社会的に定評がある本であるか確かめる。
     Amazonのレビューや基本書まとめWiki新司法試験上位合格者のメソッドなど参考にしていました。

    2 単に自分で読むだけでなく,授業やゼミ,著者への質問など,本の内容以上の印象づけをできる本を優先する。
     自分で読むだけでは本を読む効果は低いと言えます。身近に著者のいる本は積極的に活用したいものです。

    3 読みやすさを比べて,同じ内容であれば,できるだけ薄い本を選ぶ
     時間は有限です。本を読むことは知識や考え方を身につける手段に過ぎません。


    8月もあと1週間あまり,有意義なものにしたいですね!

    自然の理性に従って生きる

    「君が自分の自然の理性に従って生きるのを何人も妨げはしないであろう。また宇宙の自然の理性に反しては何事も君に起こらないであろう。」 自省録(マルクス・アウレーリウス,第6章 58 岩波文庫版 P.99)

    私は自然の一部なのでしょう。自然の摂理に従って生きていればそれでよい。多くを考え,悩むことは,自然に生きる限り不要なのでしょう。

    これを受けて,私も自然に振る舞おうと努力しています。なんか矛盾しているような表現ですが(笑)


    私が受験中,お世話になった本の1つが自省録です。この本をお風呂で幾度読んだことか。自らの精神の軸を定めるには古典が有益です。

    なぜその本が2000年近くにわたって残っているのか。その意味に思いを馳せれば,古典をまずは学んだ上で,自分なりの哲学を持つことができるかが勝負であると考えます。生き方を整えて,受験の内容そのものも準備していきたいものです。


    ストイックさを求める受験生には,非常におすすめできる本です。機会があればいくつか書いてみたいと思います。長さの関係で,短いものしか取り上げられないとは思いますが。この記事が,この本を手に取るきっかけになれば幸いです。

    2013年8月22日木曜日

    けっして使い尽くすことのない資本

    「重要なことは・・けっして使い尽くすことのない資本を作ることだ。・・・君の・・その仕事に自分を打ちこみたまえ。若い(研究者)たちと会う素晴らしい機会をいつも利用したまえ。」
    (ゲーテとの対話 岩波文庫版 上 P.193)

    試験の直前期に近づいてきて,2月くらいに見た言葉がこれでした。
    枝葉の知識ではなく,自分で考えて,道筋を引ける力を身につけようと感じました。
    他人の論証を真似するのではなくて,自分の言葉で表現しようと感じました。

    何気ない言葉が自分に示唆を与えてくれることがあるものです。
    そういう言葉があったときに,自分が感じられる感受性を備えているようにしたいですね。

    2013年8月20日火曜日

    憲法における判例六法,もとい条文・判例本の活用




































    今回は憲法についてです。民法の記事からの続きです。

    憲法の短答対策に用いたのは,会社法と同様に判例六法ではありません。これは短答の出題箇所と,判例六法の判例の引用が全く一致しないためです。(それ以外の科目はすべて判例六法を何らかの形で使ってます)

    私は条文・判例本を用いていました。

    憲法は,条文が問われるのは統治くらいで,人権分野は判例がメインです。代表的な判例集とされる百選は,判旨の引用部分と司法試験の出題が一致しないため,使えないと幾多の合格者に語られてきました。

    そこで判例教材を何にするかは大問題でした。教材を選ぶポイントは以下の2つでした。

    1 短答試験で出題されている「判例」が掲載されている判例集を選ぶ
    2 短答出題の判例の「内容」が最低限含まれている判例集を選ぶ

    憲法判例(第6版)などもありましたが,判例の数が多すぎ,短答試験の範囲を大きく超えていたのが難点でした。判例講義判例プラクティスは,本が大きすぎたため,候補から外してしまいました。)


    そこで,択一六法も兼ねて,条文・判例本を用いていました。
    1 (国籍法違憲判決など一部足りない判例があるが)
      短答試験出題の「判例」がかなり網羅的に掲載されている
    2 判旨の引用が長く,短答出題の判例の「内容」が多く含まれている
    というように,この本は,上記の条件を満たしていました。



    憲法でも,判例六法と同様に出題されたことのある判旨には黄色いフリクションでべた塗りをし,横に出題年度を記したりしています。

    右のページでは,覚えるべき要素を自分で短くまとめ,判旨を加工しています。判文のどの箇所がどの要素の話をしているのか,本件ではどの要素が足りないとの判断をされたのかなど,まとめていました。

    憲法についても,直前には蛍光ペンを引いた部分と,自分のまとめだけを読み直す手法を採っていました。

    これを本1冊こなすだけでもかなりの勉強になります。
    憲法の基本書の変遷で書き忘れましたが,直前はこれを見直していたといっても間違いではありません。

    憲法は,やり出すと範囲が非常に広がってしまうため,守ろうと思っていました。みんなができてしまうテーマを確実に自分も点数を重ねること,それだけを考えていました。まあこれで8割は取ってますから,悪いやり方でもなかったのかなと,紹介させていただきます。

    では午後もがんばりましょう!