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2013年8月27日火曜日

言志四録1−26 事を慮るは周詳ならんことを欲し,事を処するは易簡ならんことを欲す

「事を慮るは周詳ならんことを欲し,事を処するは易簡ならんことを欲す」

背水の訳
物事について,考えを巡らし計画を立てる際には周到に,詳細に細かいところまで詰めておく必要がある。しかし計画などをすべて詰めてしまった後,物事に対処する段階になった場合は,容易かつ簡単に行うべきである。

背水の試験的な訳
論文でも短答でも,勉強計画でも,まだ実行に移していない計画段階では,若干悲観的になるくらい,最悪の事態を想定して,詳細に細かいところまで詰めて考える必要がある。
しかし,これは計画段階のみ。問題に実際に向き合い,計画をこなす段階になった場合は,余計なことは考えず,ある程度楽観的に,容易かつ簡単に目の前の問題を片付けていくのがよい。


私は,こういう言葉を聞いたことがあります。
最悪の事態を想定して計画せよ。最高の結果を信じて実行せよ。

試験会場など,本番を前にしてできることは本当に限られています。
できることは,普段の力が100%発揮されることだけなのかも知れません。

では午後もがんばりましょう(^o^)

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