ページ

2013年8月12日月曜日

基本書の変遷(労働法)

今年の受験に至るまで,いろんな基本書を使ってきました。
その中には,チラ見しただけのもの,買ったけど全く使わなかったものもありました。
それらについて,順次整理していきたいと思います。

今日は一番やりやすい労働法についてw


労働法の基本書と資料は
ケースブック労働法,菅野労働法→授業のレジュメを経て

1 水町労働法
2 大内200
3 趣旨規範ハンドブック
4 判例六法
 この4つでした。

最近は菅野労働法を読んでいますが,試験中に読む余裕はありませんでした(集団的労使関係法ならばまだしも)。

経緯から
前職が労働関係だったこともあり,労働法は馴染みの深いものでした。
しかし法律学として学び,起案をすることとは全く別でした。

ローの授業がケースブック労働法を用いていたため,判例の読み込みと先生のレジュメが主体でした。

しかし個々の判例のつながりがよくわからず,2012年はひどい成績でした。
2年目に意識していたのは,条文を大切にすることでした。

労働法は,判例の規範を覚えているかどうかで半分,その当てはめができるかでもう半分の勝負がついてしまいますが,スタートは条文にあるはずです。

今は労契法があるわけですから,そこからのスタートを心がけるようにしていました。
2年目はもう少しマシな結果になっているとよいのですが・・・。

各基本書の使い方について

1 水町労働法
事例問題が入っていて読みやすいです。
判例のまとめ,要素のくくり出しも秀逸です。集団が薄いですが,この本を読みこなせないと労働法は始まらないと思います。

2 大内200
百選の番号と合わせて,両者に掲載があるものをより重点的に学習しました。
判例の数も十分。青字が覚える部分なので,非常に使いやすい本でした。

3 趣旨規範ハンドブック
2012年度,受験生がみんな使っていたので自分も使いました。
どの判例が何年度に出されているとか,そういう過去問の情報もありがたいものでした。
まとめノートみたいなものですかね。自分なりに書き加えてました。

4 判例六法
判例の要旨を捉えるには欠かせませんね。過去問で出された判例からどんなテーマが出されるのかを把握するのにも使ってました。

労働法はこんな感じです。実はそれ以外ほとんどやってませんw
何かのご参考になれば・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿