ページ

2013年8月5日月曜日

連続記事 2013年,平成25年受験までの道のり 01

おはようございます。そんなに暑くもないですが,まだまだ夏が続きそうな南関東です。

この記事は連載小説みたいなものです。
昨年の不合格時から,次の年の受験まで,順を追って振り返っていきたいと思います。
今日は概略を示します。

9月  不合格発表
    合格祝賀会
10月 合格した先輩方のご指摘
    塩見さん,井垣さん,乾坤さんとの出会い
    先生捜し 無料講義の活用
11月 予備校ゼミへの参加
    ダンジさんとの出会い,Twitterゼミへの参加
    行政書士試験 合格
12月 予備校ゼミで叩かれる
    大学のゼミでもがく
    全国模試の直前準備,結果,力不足の認識

1月  予備校ゼミで論文の書き方を模索
    実務家ゼミで基本知識不足の認識・・と続きます。



今日は発表から,合格祝賀会までです。

9月
・不合格発表
発表の日,私は場所を知っていたにもかかわらず,法務省には行きませんでした。
それだけ自信がなかったからかも知れません。合格者の名前に私はありませんでした。

何とも申し訳ない家族への報告。親しかった友人が合格したと報告が舞い込んで,
全く生きた心地がしなかった。

その時の記憶は,自己防衛本能なのか,忘却の彼方に追いやられたようなものです。

次の日には,大学の先生方に挨拶に行きました。もうこんな挨拶の仕方は2度としたくないと思いました。

・合格祝賀会
私はあえて合格祝賀会に行きました。もちろん,今年の合格者にどうやって合格したかを伺うためです。先生方に,君何しに来たの?といわれるかも知れない。そういう恐怖はありました。

しかし,そんな見た目はどうでもよかったのです。自分が生きなければならない。合格しなければ社会的に抹殺されてしまう。そんなことは決して容認できませんでした。


私は2つのことを考えていました。
1 合格の秘訣を最新の合格者から聞き出してやる(ほとんどは知り合いでした)。
2 今年の合格者を精一杯祝福する。そうして祝福されない自分に,わざと悔しさを植え付ける。

1について
発表後,どんな行動を起こしてでも,自分の合格につながる行動をするしかないと思いました。3回目受験はあり得ないと思っていたのです。2回目にどうしても決めなければならない。ならばできることは何でもやる。この頃から,今年の受験後は何も考えられない,背水の陣で臨もうという覚悟はできていました。

ここでよく聞いたのは,法的三段論法の徹底や,基本の重視の姿勢などでした。

2について
祝賀会に行けば,どうしても悔しい気持ちで泣きたくなることはわかっていました。
合格者には一緒に缶詰めになって論文を作りあった,大の親友もいました。
私がずっと目標としてきた,友人もいました。

自分が合格せず,彼らの祝福をしなければならないのは,彼らと同時に合格できなかった現実を受け容れることになります。悔しかった。悲しかった。それでも受け容れざるを得なかった。

もう,その時点で変わらないことに目を背けてはいけないと思うのです。
いまから変えていけることに力を集中しなければ,未来は開けてきませんよね。


祝賀会の前後,これらの友人にはお酒などプレゼントを贈っています。
今年は私にいろいろ教えてくださいね,という,合格者としての意見を聞かせて欲しいという気持ち。自分は絶対来年合格してやるから,その時はお祝いしてね,悔しさをにじませた祝福の気持ち。様々な思いがまじってのプレゼントでした。

祝賀会はずっとウーロン茶で通していました。自分に対する,反省の気持ちでした。
いまでもウーロン茶を飲むと,その時の味な気がします。その時のことを思い出します。
感情の力ってすごいですね。味から,その場面を思い出し,感情がわき上がってくることあります。

こうして祝賀会は終わりました。この続きは次回。。

0 件のコメント:

コメントを投稿