行政法に関して,基本書の変遷を書きます。最後に使っていた本を書くわけではなくて,経過を書くのは民訴の記事に書いたのと同じ趣旨です。
行政法に関してまず簡易的に書きます。
1 サクハシ(初版)
2 サクハシ(第2版)(平成20年,大法廷を受けて買い替え)
(この時期に塩野先生を手に取りましたが,難しくてやめました
↑本当は読むだけの実力が足りなすぎた)
(宇賀先生も手に取りましたが,厚すぎてやめました)
3 サクハシ(第3版)
(+神橋 行政救済法(3−1))
(この時期にリーガルクエストも手に取りましたが,サクハシとかぶってしまうのでやめました)
以上のような変遷をたどりました。
判例集は
1 百選(第5版)(中古で買ってきたが,たいして読まず)
2 ケースブック(第4版)(授業で使用のため,それなりに読み込み)
3 行政判例ノート(第2版)(非常に使い込み最後まで使用)
4 百選(第6版)(改訂されたので買ったが,内容より何が登載されたか見てました)
以上のような経過でした。
行政法の学力向上を体感したのは,択一を解いて,それを先生に質問をしていたときです。決して基本書からではありませんでした(わかってから改めて基本書を読むと,ああそうか,ということはありました)。
現在の感覚では,サクハシは理解するために初学者が使うには薄すぎる気がしています。
救済法は神橋救済法でいいと思います。総論はなかなかよいのがありませんね。
詳細はまた後日書きますね。
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