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2013年8月8日木曜日

勉強したら合格する,は誤りです

みなさまおはようございます。

朝は軽い記事です。
全体的な勉強法について

勉強をしなければ落ちる。これは一部の天才以外には正しいです。
勉強をすれば受かる。これは,誤りだと思います。方向性が間違ってたら絶対合格しません。
(昔の自分はそうだったでしょう。)

むしろ闇雲に勉強しないことを推奨したいと思います。
試験の点数を上げるために,
1 何を
2 どれくらい
 やったらいいものか,吟味することが欠かせないと思うのです。

具体的には客観と主観の融合と私は考えます。

つまり,
ア ①客観的に出題蓋然性がある分野 かつ ②主観的に自分がわからない分野
を勉強すればよいのです。
 (民法については記事を書いたので参照してください)

なぜ「かつ」で結ぶのでしょうか。他のものはよいのでしょうか。
それ以外としては,
イ ① かつ not②
ウ not① かつ ②
エ not① かつ not②が想定できます。

イ 出題されるテーマだとわかっていても,自分も理解しているなら勉強は不要です。
できる部分をできるようにしたところで,現在3点とれるものがが3点になるだけです。これでは点数は伸びません。
 点数を伸ばすには,現在0点しか取れない問題をを3点とか取れるように増やす,できないものをできるようにする必要があります。

ウエ 出題されないテーマをやっても意味がありません。そのテーマはよっぽどの応用テーマか,少なくとも司法試験では問われない=点数に関係しないテーマです。

もちろん,過去に出題されていないから今後も出題されないかは全くわかりません。
それは正しいのですが,優先順位をつけるならば,ア>イウエとなるのは明らかです。
アができるようになってから,他の問題に手をつけるべきだと思います。

お互い,アをやる前にイ,ウ,エに手をつけようとしていないか,吟味しながら,試験までの大切な時間を使いたいものですね。

次の問題は,①と②の判断をいかにするかです。それはまた次回。

今日も読者のみなさまにとって有意義な一日となりますように!

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