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2013年9月4日水曜日

言志四録1−33 志ある者

「志有るの士は利刃の如し。百邪辟易す。志なきの人は鈍刀の如し。童蒙も侮翫す。」


背水の訳
志のある人は,鋭くとがった刃のようなものである。幾多の邪悪な考えをもつ者たちが怖がって近づこうとしない。
志のない人は,およそ刀としては役に立たない出来損ないのようなものである。子供たちであっても馬鹿にする。

背水の試験的な訳
本試験に対して,さらに本試験の先にある,人生で実現したいことに対して,真剣に考えること。そして,日頃からその実現のために努力する気持ちを持ち続けている人は,殺気とまでは言わないが,切れ味鋭いオーラを放つ。そうすると,試験から目を逸らさせようとする者たちは,おそれをなして近づくことができない。

これら考えのない者は,試験で使えないどころか,人生を送る上でも生気がなく,周囲から見て何をしたい人なのかさっぱりわからない。そうすると,試験委員や教授,受験仲間だけでなく,試験や法律について何も知らない人,子供であっても馬鹿にする。


志がしっかり固まったのならば,物事は一定程度はうまくいくのでしょう。
うまくいかないとすれば,自分の志に中途半端な点がなかったか,見直してみる必要があるのかも知れないですね。

私の立志は,今までのすべての人生から生み出されているものです。
少しでもそれに忠実に生きられますように,日頃の努力を積み重ねていきたいと思います。

これからもどうぞ応援の程よろしくお願い致します(^^)/

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