おはようございます。朝は4時起きが定着しつつある背水です(これより遅く起きても調子が悪いw)。
昨日は少額訴訟の提起のため,東京簡裁に行きました。
もうできあがっている書類から作成しただけですけど,証拠を作成して(甲何号証とか打って)コピーも作って(正本とか副本とか打って)印紙などの諸々の準備をして,書記官とお話をしながらかれこれ1時間半くらいやりとりをして事件番号を交付してもらえたときは,それなりに嬉しかったものです。
ここで感じたことが2つあります。
1,手続の流れを一通り経験しておくことはどこかで役に立つのではないか
2,矛盾するが,そんなものは試験の役には全く役に立たない
1,
訴訟の提起だと民事訴訟法が関係してきます。
自分が行っていたのは,訴えの提起そのものですから,民事訴訟法や規則に根拠があるものばかりです。
昨日は,訴状だけでなく,証拠説明書や証拠,証拠申出書(人証)なども持参したわけですが,ひとつひとつに意味があるのだと思えました。持参した書面やそこの記載内容が全体としてみたときに請求の趣旨に集約されているのかなと考えたら,訴えの提起は,なかなか芸術的なものに感じられました。
2,
しかしね,守るべきを守る訴状しか私は持参していないわけですよ。ちょっと補正を促されることはありましたけれど,民訴の勉強になるような,処分権主義や既判力が問題になるようなことは全くしていません。
当たり前の部分は守ったものでしか実務は通用しないものなのですね。
(後ほど少し詳しく書きたいです)
すなわち,試験はそれとは全く別次元にあるものなのだとも感じられます。
ある先生は,実務には深入りしないようにとアドバイスをくれました。
おっしゃるとおりなのだと思います。
実務は実務で粛々とこなしながら,頭は試験を見失わないでいる,そういう自分でありたいと改めて感じました。
今日も頑張りましょう!(^^)/
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