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2013年10月11日金曜日

自己PRの作り方(その3) 危機的状況を設定せよ!

続きを夜にと言ったのに,書けませんで失礼致しました。

前回の続きからです。


>本論は,最終的にまとめ上げるための1.5倍の分量を使っていいから具体的に書く。
本論は,序論で掲げた概念を実際に表すエピソードを出す部分です。

法クラの皆様にとっては,序論が主張で,本論が立証のようなものだと言えば,
近いかも知れません。


・エピソード選定の基準
エピソードの選定は非常に重要です。
どんなものが向いているか,ひと言で話すのは非常に困難です。
しかし,イメージすればいい格好の材料はあります。

それは,ストーリー展開がおもしろい(というよりわかりやすい),
いわば,一昔前にNHKで放映されていた,プロジェクトXのようなものを
思い浮かべれば良いと思います。(最近だと半沢直樹でもいい気もしますがw)


・プロジェクトXの特徴だったもの
あの番組は,大体が危機を乗り越えるために,主人公が普通の人は考えつかないような
工夫を施すことでなんとか危機を乗り越え,プロジェクトを完遂したという話です。

具体例としては,
伊勢湾台風が来て,死者行方不明者5000人,人命を救うために遥か太平洋を見渡す
ことができる,富士山レーダーを作ろうとか,

戦後,簡裁の電力事情がひどくて,毎日停電に悩まされていたから,黒部川の上流の
山奥に黒四ダムを作ろうとか,そういう話が並びます。


・これらをストーリー的に抽象化すると
多数の人命や国全体の産業の停止のような,放置が許されない危機的な事態の存在
↓
危機的な事態を乗り越えるために,一応は効果的なプロジェクトが立案される。
↓
しかし,そのプロジェクトの実現は現実離れしていて,その実行には多くの困難が伴う。
 (時間的,予算的,労力的なリソースの不足,周囲の反対など)
↓
主人公は,独自の工夫を持って,プロジェクトのネックとされていた部分を乗り越え,
プロジェクトを成功に導く。
↓
(実は主人公は人一倍そのプロジェクトにかける思いがあって,それを最後に語る)

このような形になります。


・プロジェクトXから,就活のエピソードに転用できるもの

プロジェクトXは非常に大きな事業について語られていました。
そんな事業を学生が抱えていないのは当たり前です。求められるのは事業の大きさ
ではありません。例は身近なもので構わないのです。

たとえば,文化祭の運営で困っていた,サークルの運営で困っていたなどでも十分です。
できるだけ社会的な話が絡む方が好ましいとは思いますが(なかなか痩せられなくて
困っていたとかは,自分自身の問題に終始してしまうため),何もない場合は
それでも構わないでしょう。

危機的な状況が強ければ強いほど,後からの困難を乗り越えた度合いは強くなります。
逆に言えば,この危機の設定を怠らないようにしてください。そうしないと
その後のPRは効果が半減します。

先ほどの例で,もし,日本に台風が来ない海洋国家でなかったならば,遥か沖合
800キロを見渡すことができるレーダーなど必要なかったのでしょう。

もしそうであれば,「何,不必要なものを作っているの?」と言われかねません。
PR以前に,PRしなければならないことをする動機,背景が重要だと思います。



また時間切れになってしまいました。
すみません,またこの続きは後ほど・・。

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